Approach R10の要点(2026年9月30日時点)
結論:練習場での弾道計測が目的なら、2026年も現行品として選択肢になります。パッティングまで含むシミュレーターが目的なら、上位機のR50が対象です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売状況 | 現行品。2026年5月12日から新価格で再販 |
| 価格(税込) | 59,800円(2021年の発売時は74,800円) |
| 必要なもの | スマートフォンと無料のGarmin Golfアプリ |
| 無料でできること | 練習場モード(Driving Range)での弾道計測・分散チャート・スイング動画の記録 |
| 有料でできること | バーチャルラウンド(約43,000コース)とオンコース練習モード。Garmin Golf Membership(月1,180円/年11,800円、1か月無料) |
| 上位機 | Approach R50(858,000円。カメラ3台と10インチ画面を内蔵した据え置き型) |
2026年9月30日に全面的に書き直しました。2021年の発売ニュースとして書いた記事でしたが、価格の改定(74,800円→59,800円)、シミュレーターアプリの独立、上位機R50の登場、ほかのガーミン製品の入れ替わりを反映し、「いまR10を買うかどうか」を判断できる内容にしています。発売当時の情報は10章に残しました。
ゴルフの弾道測定器を探すと、価格は数万円から数百万円まで幅があります。その中でガーミンのApproach R10は、手のひらサイズで練習場に持ち出せて、税込59,800円という価格帯の製品です。
私は2021年にこの記事を書き、発売後にR10を練習場やインドア練習場で使いました。この記事では、2026年9月時点のGarmin公式の情報をもとに、次の4つをまとめています。
- R10の現在の価格と販売状況
- 無料でできること、有料会員でできること
- 計測できる指標、公表されている精度、設置に必要な広さ
- 上位機Approach R50やほかのガーミン製品との違い

1. 2026年のApproach R10はどんな製品か
Approach R10は、ドップラーレーダーでボールとクラブの動きを測るポータブル弾道測定器です。本体の操作は電源のオン/オフだけで、スマートフォンのGarmin GolfアプリとBluetoothで接続して使います。

- 手のひらサイズ(88.5×70.25×25mm、三脚マウントを除く重さ148g)
- 充電式バッテリーで最大約10時間
- 練習場の屋外でも、自宅や屋内のネット練習でも使える
- 計測した指標をショットごとにスマートフォンで確認し、セッションを保存できる
- スイング動画を自動で記録し、各ショットの指標を重ねて表示できる
2026年の変化は2つあります。1つは価格で、2026年5月12日に税込59,800円で再販されました。もう1つはシミュレーターで、バーチャルラウンド用のアプリ「Home Tee Hero」が2026年から独立したアプリになり、グラフィックの改善と「オンコース練習モード」が加わりました。

2. 価格の推移:74,800円から59,800円へ
日本での税込価格は、発売時から15,000円下がっています。
| 時期 | 日本の税込価格 | 根拠 |
|---|---|---|
| 2021年8月20日(発売) | 74,800円(税別68,000円) | Garmin 2021年8月5日の発表 |
| 2026年5月12日(再販) | 59,800円 | Garmin 2026年5月12日の発表 |
| 2026年9月30日 | 59,800円 | Garmin公式ストアの表示 |
米国のGarmin公式ストアでも、2021年8月の発表時の599.99ドルから、2026年9月30日時点で499.99ドルになっています。
販売店の価格やポイント還元は店ごとに違います。下の販売ページで比べられます。

3. 無料でできること、会員(有料)でできること
R10本体を買えば、弾道計測はアプリの無料機能で使えます。コースを回るシミュレーターは有料会員向けです。
| 機能 | 無料 | Garmin Golf Membership |
|---|---|---|
| 練習場モード(Driving Range):ショットごとの指標・弾道イメージ | ○ | ○ |
| 分散チャートでショットの傾向を確認・セッションの保存 | ○ | ○ |
| スイング動画の自動記録と指標の重ね表示 | ○ | ○ |
| 動画のクラウド保存 | - | ○ |
| バーチャルラウンド(約43,000コース、最大4人) | - | ○ |
| オンコース練習モード(好きなホールの好きな位置から繰り返し打つ) | - | ○ |

Garmin Golf Membershipの会費は、2026年5月12日のGarminの発表では月1,180円・年11,800円で、1か月の無料体験があります。App StoreまたはGoogle Playから申し込みます。無料体験は終了前に解約しないと自動で課金が始まるため、試すだけの場合は期限を控えておくと安心です。最新の料金はGarmin Golfアプリに表示されます。
年額11,800円で計算すると、本体59,800円に会費を5年分足した総額は118,800円です。バーチャルラウンドを使わず練習場の計測だけなら、会費はかかりません。
なお、取扱説明書によると、R10のバーチャルラウンドではパッティングは検出されません。アプローチショットの精度から、パットの数(0〜3打)が計算されてスコアに加わります。
Garmin以外のシミュレーターソフト(GSPro、E6 Connect、Awesome Golfなど)にも対応しています。これらはGarmin Golf Membershipに含まれず、それぞれ別の契約が必要です。

バーチャルラウンドの画面は、以下の記事で紹介しています。
ガーミンApproach(アプローチ)R10を早速入手しました。昨日のショット計測に引き続きバーチャルゴルフを行なったレビューです。 結論から言うと、控えめに言っても超最高、神機能のシミュレーションゴルフで[…]
アプローチR10のアップデート情報をゲットするために世界中の情報を毎日チェックしています! 8月5日予約開始、8月20日に発売開始となった、衝撃価格のゴルフ弾道測定器、Garmin Approach R10のバーチャルゴル[…]
4. 計測できる20の指標と公表精度
Garminの2026年5月12日の発表では、R10で計測できる指標は20種類です。
| 区分 | 指標 |
|---|---|
| ボール | トータル飛距離、キャリー飛距離、最高到達点、ボールスピード、打ち出し角度、打ち出し方向、バックスピン、サイドスピン、スピン量、スピン軸の傾き、トータル偏差距離、トータル偏差角、キャリー偏差距離、キャリー偏差角 |
| クラブ | クラブヘッドスピード、スマッシュファクター(ミート率)、クラブフェース角、アタックアングル(入射角)、クラブパス、フェーストゥパス |

Garmin公式の製品ページが公表している精度は次のとおりです。
| 指標 | 公表精度 |
|---|---|
| ヘッドスピード | ±2 m/s |
| ボールスピード | ±1 m/s |
| 打ち出し角 | ±1度 |
| 打ち出し方向 | ±1度 |
| キャリー飛距離 | ±5ヤード |
スピン量の精度は、R10の製品ページには載っていません(上位機のR50は±250rpmと公表しています)。参考までに、プロの計測で使われるトラックマンの指標の一覧はトラックマンのブログで確認できます。
屋内と練習場での精度の違いは、こちらにまとめています。
ガーミンアプローチR10について、情報が豊富な海外の動画をチェックしています! 衝撃価格のゴルフ弾道測定器、Garmin Approach R10の新しい情報を探してYouTubeを見ていたら、R10のセットアップ方法や精[…]
5. サイズ・設置に必要な広さ

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | 88.5×70.25×25mm(三脚マウントを除く) |
| 重さ | 148g(三脚マウントを除く)、220.8g(総重量) |
| バッテリー | 充電式リチウムイオン、最大約10時間 |
| 防水 | IPX7 |
| 充電端子 | microUSB |
| 付属品 | 三脚マウント、スマートフォンマウント、専用キャリングケース、microUSBケーブル |
取扱説明書は、三脚マウントを付けて設置する手順を示しています。あわせて、三脚マウントに欠けがあると本体を安定して設置できず、測定結果に影響するおそれがあると注意しています。
置き場所にも決まりがあります。取扱説明書の「ショットを計測する」では、本体をボールの後方1.8〜2.4mの地面に置き、屋内ではボールとネットの間を2.4m以上離すよう指示しています。屋内で使う場合、本体からネットまで少なくとも約4.2mの奥行きが要る計算です。天井の高さやネットの後ろの余裕も必要なので、自宅で使う前に部屋の寸法を測っておくと安心です。


充電端子がUSB-CではなくmicroUSBである点は、2021年の発売時から変わっていません。
6. 上位機Approach R50との違い
2024年11月28日に、上位機のApproach R50が発売されました。R10とは価格も使い方も大きく違います。

| 項目 | Approach R10 | Approach R50 |
|---|---|---|
| 税込価格 | 59,800円 | 858,000円 |
| 計測の方式 | ドップラーレーダー | ハイスピードカメラ3台 |
| 画面 | なし(スマートフォンで表示) | 10インチのカラータッチスクリーン |
| 重さ | 148g(三脚マウントを除く) | 4.1kg |
| バッテリー | 最大約10時間 | 約4時間 |
| 防水 | IPX7 | IPX3 |
| 計測できる指標 | 20種類 | 20種類(クラブの指標はクラブへのステッカー貼付が必要) |
| シミュレーターでのパッティング | - | ○ |
| インパクト動画 | - | ○ |
| プロジェクターへの出力 | - | HDMI |
R50は、スマートフォンやPCを使わずに本体の画面だけで計測とシミュレーションができる据え置き型です。Garminの製品ページでは、インドアゴルフや自宅などで打席を施工する場合の代理店も案内しています。
個人が練習場に持ち込んで使うならR10、自宅や施設に打席を作ってパッティングまでシミュレーターで完結させたいならR50、という分け方になります。
ほかのメーカーの弾道測定器の動向は、こちらの記事で扱っています。
本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。 2026年9月26日更新:OMNIは2026年8月18日に国内で発売されました(販売は株式会社GPRO、275,000円・税込)。公開時(2026年6月)は米国の発売前の情報をもとにした先行[…]
7. R10が合う人・合わない人
公式の仕様と料金から整理すると、次のようになります。
| 合う人 | 合わない人 |
|---|---|
| 練習場で飛距離・ヘッドスピード・スピン量を数字で見たい | ボールの後ろ1.8m以上とネットまで2.4m以上の奥行きを確保できない部屋で使いたい |
| 本体の価格を6万円以内に抑えたい | スマートフォンを使わず、本体の画面だけで完結させたい |
| まずは無料の練習場モードだけで十分 | シミュレーターでパッティングまでやりたい |
| 試打したクラブの数値を自分で確かめたい | 会費を払わずにバーチャルラウンドもしたい |
8. 私が2021年にR10を使った記録
発売後に練習場で使ったショット計測のレビューです。
2021年8月20日、ついにガーミンのゴルフ用ポータブル弾道測定器『ガーミンApproach R10』が発売されました。 ゴルフの弾道測定器が74,800円(税込)という衝撃的な価格設定により、発表からもの[…]
発売当時に集めたレビュー動画と、指摘されていた改善点はこちらです。
アプローチR10の情報を探してYouTubeを見ていたら、R10の欠点も含めとても分かりやすく説明している動画を見つけましたので本日はその紹介です。 [itemlink post_id="3544"] ヨドバ[…]
インドア練習場で使った記録は「ガーミンApproach R10をインドア練習場で活用」、スイングの数値を見直した記録は「ガーミンApproach R10でスイングが丸裸」にまとめています。Garmin Golfアプリには、Approachシリーズのウォッチなどで記録した実際のラウンドのデータも集まります。ラウンドでの飛距離と使ったクラブを記録した例は「2021年5月の飛距離記録」で紹介しています。
9. ガーミンのほかのゴルフ機種(2026年9月時点)
2021年にこの記事で紹介したS62・S42は、Garmin公式サイトで販売終了になっています。2026年9月30日時点の主なゴルフ製品と、Garmin公式ストアの税込価格は次のとおりです。
| 種類 | 機種 | 税込価格 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 弾道測定器 | Approach R10 | 59,800円 | この記事の製品 |
| 弾道測定器 | Approach R50 | 858,000円 | 据え置き型 |
| ゴルフウォッチ | Approach S70(47mm) | 99,800円 | ゴルフ専用の最上位 |
| ゴルフウォッチ | Approach S50 | 67,800円 | 公式ストアでキャンペーン価格49,800円 |
| ゴルフウォッチ | Approach S44 | 44,800円 | |
| ゴルフウォッチ | Approach S12 | 25,800円 | 機能を絞った手ごろなモデル |
| ゴルフウォッチ | Approach J1 | 47,800円 | ジュニア向け(2026年2月発売) |
| GPSゴルフナビ | Approach G12 | 22,800円 | ストップウォッチ型の小型モデル |
| GPSゴルフナビ | Approach G20 Solar | 52,800円 | |
| GPSゴルフナビ | Approach G82 | 95,800円 | |
| レーザー距離計 | Approach Z10 | 47,800円 | 2026年6月11日発売 |
| レーザー距離計 | Approach Z30 | 65,800円 | |
| レーザー距離計 | Approach Z82 | 92,800円 | GPS付き |
※価格は2026年9月30日時点のGarmin公式ストアの表示です。在庫の状況や販売店の価格は異なることがあります。
ゴルフウォッチの比較は、こちらの記事で詳しく扱っています。
🏆 結論:あなたに合うガーミンはこれ(2026年9月時点) こんな人に おすすめ 税込定価(Garmin公式) ゴルフ専用で一番いいものがほしい Approach S70 47mm 99,800円/42mm[…]
ラウンド中の距離測定には、レーザー距離計があります。私が愛用しているZ82は、ファインダー内にコースのレイアウトが見えるGPS付きのモデルです。
以前、「2020年の1年間でゴルフにかかった費用の全てを公開」という記事で、ガーミンのレーザー距離計を購入した記事を買いています。 レーザー距離計を初めて購入したのですが、半年以上約30ラウンド利用しております。 これまでレー[…]
2026年6月発売のZ10は、対応するガーミンウォッチと距離を共有できるモデルです。Garmin Japanは予約開始を次のように告知しています。
【予約開始】Approach Z10
◆ 対応するGarminウォッチと連動することで、計測した距離をデバイス間でリアルタイムに共有
◆ レーザー距離計のファインダー内にピンからグリーンのフロント/バックエッジを表示
◆ https://t.co/YQP5OchxVt— Garmin Japan (@GarminJP) 元投稿を見る
本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。 2026年6月11日、ガーミンから新型レーザー距離計「Approach Z10」が発売されました。最大の特徴は対応Garminウォッチとリアルタイム連携できる点です。計測した距離がウォッチ画[…]
10. 2021年の発売時の記録
この記事の初版(2021年7月)は、R10の予約受付を知らせる販売店の投稿(下のX投稿)を見て書いたものです。当時の事実関係を記録として残します。
- 米国:2021年8月10日にGarminが発表。希望小売価格599.99ドル
- 日本:2021年8月5日に予約開始、8月20日に発売。税込74,800円(税別68,000円)
- バーチャルラウンドの対応コースは、当時は約42,000コース(2026年は約43,000コース)
- 会費は当時も月1,180円・年11,800円で、新規ユーザーは30日間の無料体験
When you’re itching to play, the #Garmin Approach R10 brings the course to you.
Pre-Order 👉 bit.ly/3k6qm3Z
✅ INDOORS OR OUTDOORS
✅ TRACK SWING METRICS
✅ SHOT DISPERSION CHART
✅ RECORDS VIDEO OF SWINGS
✅ VIRTUAL ROUNDS
✅ 42,000 COURSES
✅ 10 HOUR BATTERY LIFE https://t.co/nUeA2V48Dg— GolfOnline (@GolfOnline) 元投稿を見る
レーダー式の弾道測定器が10万円を切る価格で出たことに驚いて、この記事を書きました。日本では発売直後、販売店の予約枠がすぐに埋まり、次の入荷待ちになっていました。
よくある質問
Q1. Approach R10は販売終了ですか?
販売終了ではありません。Garminは2026年5月12日から税込59,800円で再販しています。2026年9月30日に確認した時点では、日本と米国(499.99ドル)のGarmin公式ストアに販売ページがありました。
Q2. R10の後継機は出ていますか?
2026年9月30日時点で、Garmin公式サイトにR10の後継として発表された製品はありません。上位機としてApproach R50(2024年11月発売、858,000円)がありますが、据え置き型の別の製品です。
Q3. サブスクに入らないと使えませんか?
弾道計測は無料で使えます。練習場モードでの指標の確認、分散チャート、スイング動画の記録は無料です。バーチャルラウンドとオンコース練習モードには、Garmin Golf Membership(月1,180円・年11,800円、2026年5月の発表時点)が必要です。
Q4. 家の中で使えますか?
使えますが、奥行きが必要です。取扱説明書では、本体をボールの後方1.8〜2.4mに置き、ボールとネットの間を2.4m以上離すよう指示しています。
Q5. 充電端子はUSB-Cですか?
microUSBです。付属のケーブルもmicroUSBです。
この記事の更新履歴
| 更新日 | 内容 |
|---|---|
| 2026年9月30日 | 全面的に書き直しました。価格を2026年5月の再販価格(59,800円)に改め、2021年の価格は「発売時の記録」として10章に移しました。無料・有料でできることの表、公表精度、設置に必要な広さ、上位機R50との比較、2026年9月時点のガーミンのゴルフ製品一覧、Garminの公式写真を加えました。販売終了のS62・S42などの商品カード、在庫状況が古くなった販売店リンク、出典ページが見られなくなった他社比較の画像を外しました。 |
| 2023年6月22日 | 情報を更新。 |
| 2021年7月13日 | 初版公開。 |
出典
- Garmin「Approach R10」新価格での再販のお知らせ(2026年5月12日)
- Garmin「Approach R10」発表のお知らせ(2021年8月5日)
- Garmin「Approach R50」発売のお知らせ(2024年11月)
- Garmin「Approach Z10」発売のお知らせ(2026年5月28日)
- Garmin「Approach R10」製品ページ
- Garmin「Approach R50」製品ページ
- Garmin ゴルフ製品一覧
- Garmin 販売終了製品(ゴルフ)
- Garmin「Approach R10 操作マニュアル」(PDF。6ページ「マグネット式三脚マウントを取り付ける」「ショットを計測する」、8ページ「スコアの算出方法」)
- Garmin (US) “Tee up from home or the driving range with Garmin’s Approach R10 portable golf launch monitor” (August 10, 2021)
- Garmin (US) Approach R10 product page
※ 価格・販売状況は2026年9月30日時点のGarmin公式サイトによるものです。
※本記事はアフィリエイトリンク(楽天/Amazon等)を含みます。価格・在庫は変動するため、最新は各リンク先でご確認ください。








