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テーラーメイドの「Qi MAX アイアン」と「Qi MAX LITE アイアン」は、同じ「Qi MAX」ブランドを冠しながらターゲット層がはっきり異なる2モデルです。Qi MAXがHS 35〜42m/s のアベレージ層、Qi MAX LITEがHS 32〜38m/s のシニア・女性・力のない方を主なターゲットとしています。結論から言えば、どちらのモデルを選ぶかは「現在のHS」ではなく「どの番手でどのくらいの距離を打ちたいか」から逆算するのが正解であり、多くのシニアゴルファーは試打なしにLITEを諦めることで損をしています。
Qi MAX vs Qi MAX LITE ——スペック対照表

| 項目 | Qi MAX | Qi MAX LITE |
|---|---|---|
| 対象HS | 35〜42m/s | 32〜38m/s |
| フェース素材 | 薄肉フォージドフェース | 薄肉フォージドフェース(さらに薄い) |
| キャビティ設計 | 大型ホロウキャビティ | 超大型ホロウキャビティ |
| クラブ重量(7I) | 約260g(スチール/カーボン選択可) | 約240〜250g(軽量カーボン主体) |
| ソール幅 | やや広め | 広い |
| 価格(7本セット目安) | ¥110,000〜130,000 | ¥110,000〜130,000 |
| スピードポケット | ○ | ○ |
| ロフト(7I) | 29° | 29° |
出典:テーラーメイド公式 [1][2]
両モデルともロフト設計は同一です。最大の違いは「クラブの総重量とバランス」です。Qi MAX LITEは全番手で軽量カーボンシャフトがデフォルトとなっており、振り切れる重量設定がシニア・女性ゴルファーの強みになります。
「飛び系アイアン」としての技術解説——スピードポケットとホロウキャビティ
テーラーメイドのQiシリーズが持つ「飛び」の核心は2つの技術の組み合わせです [1]:
スピードポケット(Speed Pocket):ソール底部に設けられたスリット形状のポケット。フェース下部のたわみを最大化し、打点が少し下にずれてもボール初速の落ち込みを抑えます。特にアマチュアが多いティーアップショットや薄い当たりで効果が顕著です。
ホロウキャビティ(Hollow Cavity):バックフェースが完全に空洞になっており、内部に充填材(ウレタンフォーム)を詰めることで打感の柔らかさと飛距離を両立しています。マッスルバックの「削り出し感覚」とは異なりますが、インパクト音のチューニングで「それほど違和感のない打感」に仕上げています [3]。
GDOの試打記事では「LITEのほうが番手通りの距離が出やすい」というテスター評価があり [3]、特に力のないスウィングでの初速維持に強みがあることが確認されています。
Qi MAX か Qi MAX LITE か——選択フローチャート

以下の問いに「はい」なら次の問いへ進みます:
- HS(ヘッドスピード)は計測したことがありますか?
- なし → まず試打ラウンチモニターで確認
- 7番アイアンで150ydを楽に超えますか?
- はい → Qi MAX
- いいえ → 次へ
- 現在使用中のアイアンが7番で140yd以下ですか?
- はい → Qi MAX LITE
- 迷う → 両方を試打で比較(1クラブあたり10yd差が出るなら迷わずLITE)
購入処方マトリクス
| プロフィール | 判定 | 推奨モデル |
|---|---|---|
| HS 38〜42m/s・アベレージ〜セミ上級者 | ◎ | Qi MAX |
| HS 32〜38m/s・シニア男性・女性 | ◎ | Qi MAX LITE |
| HS 43m/s以上の中上級者 | △ | Qi MAX(むしろSIM2・P790候補へ) |
| HS不明で飛距離に不満あり | ○ | まず試打でHS計測。LITEが予想外に合う場合多 |
| 前世代M4/SIM MAX所持・飛距離に満足 | △ 待機 | 大幅な変化はないため乗り換え急がず |
楽天市場・GDOショップ・テーラーメイド公式オンラインで購入可能です。テーラーメイド系列店のフィッティングサービスでHS計測・試打をしてから決定することを強くすすめます。
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よくある質問(FAQ)
Q1. Qi MAX と Qi MAX LITE は混在(コンボセット)でも大丈夫ですか?
テーラーメイド公式では推奨していませんが、スペック上の混在を禁じる記載はありません。ただし、ウェイトとバランスが番手ごとに異なるコンボセットは打感のばらつきを招く可能性があるため、試打して違和感のないことを確認してから実施してください [1]。
Q2. シャフトはスチールとカーボンどちらを選ぶべきですか?
Qi MAXはスチール/カーボン選択可能、Qi MAX LITEは軽量カーボン主体の展開です。HS 38m/s未満であればカーボンが振り切れる重量面で有利です。スチール派の方はQi MAXでの純正NSプロ950GHを検討してください [1][2]。
Q3. 発売からどのくらい経ちましたか?値段は下がっていますか?
Qi MAXシリーズは2025年〜2026年初頭にかけて発売されており、発売後1年程度が経過しているモデルも含まれます。GDOやゴルフパートナー等で下取り・中古価格を確認すると定価より2〜3割安いケースがあります [3]。
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出典:[1] テーラーメイド Qi MAX 公式 https://www.taylormadegolf.jp/Qi-MAX-Iron/V97551.html
[2] テーラーメイド Qi MAX LITE 公式 https://www.taylormadegolf.jp/Qi-MAX-LITE-Iron/V97562.html
[3] GDO Qi MAX LITE 試打レビュー https://news.golfdigest.co.jp/news/equipment/iron/qimaxlite2025/



