
✅ 結論:用途別のおすすめ早見(2026年9月時点)
- Googleのサブスクで手軽に音声つき動画 → Gemini Omni(GeminiアプリでVeo 3.1の後継。Google AI Plus 月725円から)
- 30秒の長めのシーンを1回で → Seedance 2.5(ByteDance製。Dreaminaの有料会員向け)
- 15秒までの短尺を1080p〜4Kで → Kling AI(Kling 3.0。Standard $10から)
- 人が話す動画・多言語展開 → HeyGen(AIアバター。175以上の言語・方言はCreator以上)
- 複数のモデルを1つの契約で試したい → DeeVid AI や Pika
Sora 2はアプリ・Webが2026年4月26日、APIが9月24日に終了し、いまは使えません。
AI動画生成ツールは、2026年に入って顔ぶれが大きく変わりました。OpenAIのSora 2が提供を終え、GoogleはGeminiアプリの動画生成をVeo 3.1からGemini Omniに切り替えています。1つのサービスで複数社のモデルを選べる「多モデル統合型」も増えました。
この記事では、主要なツール(Gemini Omni・Kling AI・Seedance・HeyGen・DeeVid AI・Runway・Pika)を、料金(日本円の目安)・無料で試せる範囲・日本語対応・商用利用・得意分野で比べ、用途別の選び方を整理します。
2026年9月25日に全面的に更新しました。料金・無料枠・対応モデル・商用利用の条件は、各社の公式の料金ページ・利用規約・発表に基づきます。詳しくは末尾の更新履歴をご覧ください。
どれを選ぶ?タイプ別フローチャート

まず作りたい動画の種類で大きく決め、次に予算と商用利用の要否で絞り込むと迷いにくくなります。無料で試せる範囲はツールによって大きく違い、毎月の無料クレジットがないツールも増えています。
主要AI動画生成ツール 比較表【2026年9月】
| ツール | 開発元 | 得意 | 料金の目安 | 無料で試せる範囲 | 日本語 | 商用 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Gemini Omni | Google(米) | 音声つき10秒動画、動画の編集 | Google AI Plus 月725円/Pro 月2,900円 | Geminiアプリの無料版では不可。Google Flowの毎日50クレジットと、YouTube Shortsの動画作成機能(18歳以上、端末の言語を英語に設定)で無料 | 対応 | 生成物の所有権をGoogleは主張しない(利用規約) |
| Kling AI | 快手(中) | 1回3〜15秒、1080p〜4K、音声つき | Standard $10(約1,570円) | 毎月の無料クレジットなし(イベント時の配布のみ) | 画面・セリフとも対応 | Standard以上で可 |
| Seedance 2.5 | ByteDance(中) | 1回で最大30秒、音声つき | Dreamina 月2,380円(Basic)〜。2.5の割引表示はStandard(月5,700円)以上 | Dreaminaの無料クレジット(1日120)。2.5は有料会員向けに提供 | 対応 | 規約は原則「私的・非商用」。商用は追加条件しだい |
| HeyGen | HeyGen(米) | AIアバター、多言語の翻訳 | Creator $29(約4,553円。年払いなら月$24) | 月3本(地域により1〜3本)・1本1分まで(透かしあり) | 対応 | 有料プランで可(無料は非商用) |
| DeeVid AI | ALWAYS RISING(星) | 複数モデル(Kling 3.0・Seedance 2.0など)を1画面で | Lite 月払い$14(約2,198円)/年払いなら月$10 | 登録時の20クレジットのみ(透かしあり) | 対応 | Lite以上で可 |
| Runway | Runway(米) | Gen-4.5の生成、Aleph 2.0での動画編集 | Standard 月払い$15(約2,355円)/年払いなら月$12 | 初回の125クレジットのみ | 画面は英語中心 | 商用利用を制限しない(利用規約4.4) |
| Pika | Pika(米) | 複数モデル(Seedance 2.5・GoogleのOmni Flashなど)とPika 2.5 | Starter $10(約1,570円) | 毎月の無料クレジットなし(クレジットの購入のみ) | 画面は英語中心 | Creator $35(約5,495円)以上で可 |
※料金は2026年9月25日時点の各公式サイトの表示です。円は1ドル=157円で換算した目安です(Googleは公式の円建て価格)。「星」はシンガポール、「中」は中国、「米」は米国です。
2026年に起きた3つの変化
2026年の主な出来事を並べると、次のようになります。

1. Sora 2は2段階で終了した
OpenAIのヘルプセンターには「The Sora web and app experiences were discontinued on April 26, 2026.」「The Sora API will be discontinued on September 24, 2026.」とあります。アプリとWebは4月26日に終わり、APIも9月24日に終了しました。OpenAIのAPIを通じてSora 2を提供していた他社のサービスでも、原則として使えなくなりました。
2. GoogleはGeminiアプリの動画生成をGemini Omniに切り替えた
GoogleのGemini公式ページには「Gemini Omni は、Gemini アプリで Veo に代わって導入されます。」とあります。2026年5月20日(日本時間)のGoogle I/Oで発表され、当初はGoogle AI Plus・Pro・Ultraの会員向けに、GeminiアプリとGoogle Flowで提供されました。現在のGoogle Flowのヘルプには「All users can access Gemini Omni models.」とあります。
🎥 Google の新しい動画生成モデル Gemini Omni が本日より 日本を含めた世界各国で展開開始🚀
動画の作成と編集が、これまでにないほど自由で直感的に進化:
・テキスト、画像、動画クリップなど異なるフォーマットの素材を自由に組み合わせて動画を作成可能 https://t.co/hUTYhwtOeo— Google Japan (@googlejapan) 元投稿を見る
Geminiアプリでは10秒の動画を作れ、音声も同時に生成されます。Veo 3.1は、制作ツールのGoogle Flowと開発者向けのAPIで引き続き使えます。
動画生成モデルの対戦評価をまとめたArtificial Analysisのランキングでは、2026年9月25日時点で、テキストから作る音声つき動画の部門の1位がGemini Omni Flashです。
Geminiアプリの無料版では動画を作れません。料金は公式の円建てで、Google AI Plusが月725円、Proが月2,900円、Ultraが月14,500円からです。無料で試す経路は、Google Flowで全員に付く毎日50クレジット(混雑時間帯は使えない場合あり)と、YouTube Shortsの動画作成機能(18歳以上、端末の言語を英語に設定)です。YouTube Createアプリは日本では提供されていません。
3. 「多モデル統合型」が増えた
1つの契約で複数社のモデルを選べるサービスが増えました。DeeVid AIはKling 3.0やSeedance 2.0を独自の表示名で並べています。Pikaの料金ページには、Seedance 2.5、MiniMax H3、Wan 3.0、Google Omni Flash、Pika 2.5が並んでいます。RunwayもアプリでSeedance 2.0を選べます。
統合型は、モデルごとに契約しなくて済むのが利点です。ただし、同じモデルでも1本あたりの消費クレジットはサービスごとに違います。モデルの提供元がAPIを終了すると、統合型でも使えなくなります(Sora 2がその例です)。
用途別のおすすめ
🔊 Googleのサブスクで手軽に音声つき動画
Gemini Omniは、Google AI Plus(月725円)から使えます。Geminiアプリで10秒の音声つき動画を作れ、生成した動画を会話しながら直すこともできます。生成した動画には、AI生成を示す見えない透かし(SynthID)が埋め込まれます。
🎬 長めのシーンを1回で作りたい
Seedance 2.5は、2026年7月31日に公開されたByteDanceの最新モデルで、1回の生成で最大30秒まで作れます。映像と音声を同時に生成し、日本語を含む11言語に対応しています。日本からはDreaminaの有料会員向けに提供されています。Dreaminaの有料プランは月2,380円(Basic)からですが、料金ページで2.5の割引が表示されているのはStandard(月5,700円)以上のプランです。Dreaminaの利用規約(2026年1月22日版)は、サービスを原則「私的・非商用」の利用としているため、仕事で使う前に追加条件の確認が必要です。
🎥 短いクリップを高画質で作り込みたい
Kling AIは、Kling 3.0で1回3〜15秒の動画を作れます。1080pに加えて4K出力にも対応し、音声つきの生成もできます。料金はStandard $10からで、クレジットの消費量が公式に公開されているため、月に何本作れるかを見積もりやすいのも利点です。
🗣️ 人が話す動画・多言語に展開したい
HeyGenは、AIアバターが話す動画を作るツールです。Creator以上のプランでは175以上の言語・方言に対応し、研修・営業資料・海外向けの動画に向いています。無料プランは月3本(地域により1〜3本)・1本1分までで、利用規約により商用利用はできません。
🔁 いろいろなモデルを1つの契約で試したい
DeeVid AIやPikaのような多モデル統合型が向いています。DeeVidは登録時に20クレジットをもらえます。ただし、1080pで5秒の動画を1本作ると80〜120クレジットを使うため(DeeVid AIの解説で確認した設定値)、20クレジットでは1080pの動画は作れません。
✂️ 撮った動画・生成した動画を編集したい
Runwayは、動画生成のGen-4.5に加えて、動画を編集するAleph 2.0を提供しています。料金はStandardが月払い$15(年払いなら月$12)です。無料プランは初回の125クレジットだけです。
失敗しない選び方の3軸
- 用途: 音声つきの短い動画、長めのシーン、人が話す動画、動画の編集のどれを作りたいかで、候補はほぼ決まります(上のフローチャート参照)。
- 予算: 月725円から始められるもの(Gemini Omni)、月1,500〜2,500円前後のもの(Kling・DeeVid・Runway・DreaminaのSeedance)、商用で月5,000円前後になるもの(HeyGen・Pika)があります。
- 無料で試せる範囲と商用利用: 毎月の無料クレジットを出すツールは少なくなりました。無料プランの生成物は、多くのツールで商用利用が認められていません。仕事で使うなら有料プランを前提に選ぶのが確実です。
各ツールの詳しい解説
- Gemini Omni/Google Veo 3.1の解説(2026年9月更新)
- Kling AI(クリングAI)完全ガイド(2026年9月更新)
- Seedanceの解説(2.5・2.0)
- HeyGenの解説(AIアバター+多言語翻訳)
- DeeVid AIの解説(2026年9月更新)
- Sora 2(OpenAI)の解説(提供終了済み)
✅ 先に結論(2026年9月時点のクリングAI) 開発元は中国の快手(Kuaishou)。現行の主力はKling 3.0シリーズ(VIDEO 3.0・3.0 Omniなど)で、1回の生成は3〜15秒、映像と音声を同時に作[…]
DeeVid AIの「どこの国・安全性・料金・解約」を実体験で検証しました(2026年9月22日に料金・対応モデル・解約条件を更新。更新分は公式サイト・利用規約・アプリストアの公開情報に基づきます)。 運営はシンガポール企業。S[…]
よくある質問(FAQ)
Q. 初心者に一番おすすめのAI動画生成ツールは?
Googleのサブスクをすでに使っているなら、Geminiアプリで使えるGemini Omniが手軽です。Google AI Plus(月725円)から使えます。いろいろなモデルを比べたいなら、DeeVid AIのような多モデル統合型が入口になります。
Q. 無料で使えるAI動画生成ツールは?
定期的な無料枠があるのは、主要ツールではGoogle Flow(毎日50クレジット。Gemini Omniを使える)、HeyGen(月3本、地域により1〜3本・1本1分まで・透かしあり)、Seedanceを使えるDreamina(1日120クレジット。2.5は有料会員向け)です。DeeVid(登録時20クレジット)とRunway(初回125クレジット)は1回限りの配布です。KlingとPikaは無料プランに毎月のクレジットがありません。Googleの動画生成は、YouTube Shortsの動画作成機能(18歳以上、端末の言語を英語に設定)でも無料で試せます。
Q. 商用利用できるのはどれ?
多くのツールは有料プランで商用利用を認めています。HeyGenは利用規約で、無料プランの生成物を非商用に限っています。Pikaは有料でもStarter($10)には商用ライセンスがなく、Creator($35)からです。Seedanceを使うDreaminaは、利用規約でサービスを原則「私的・非商用」としており、商用利用は追加条件しだいです。利用前に各ツールの最新の利用規約を確認するのが確実です。
Q. Sora 2はもう使えませんか?
使えません。OpenAIは、Soraのアプリ・Webを2026年4月26日に、APIを9月24日に終了しました。OpenAIのAPIでSora 2を組み込んでいた他社のサービスでも、原則として使えなくなりました。
Q. Veo 3.1はどうなりましたか?
Geminiアプリでは、Veo 3.1に代わってGemini Omniが導入されました(2026年5月のGoogle I/Oで発表)。Veo 3.1は、Google Flowと開発者向けのGemini APIで引き続き提供されています。
この記事の更新履歴
| 更新日 | 内容 |
|---|---|
| 2026年9月25日 | 全面的に書き直しました。GeminiアプリでVeo 3.1がGemini Omniに置き換わったことを反映し、Googleの料金をGoogle AI Plus(月725円)・Pro・Ultraの公式の円建て価格に改めました。Geminiアプリの無料版で動画を作れるという旧版の記述は誤りでした。Sora 2はアプリ・Web(4月26日)とAPI(9月24日)の2段階で終了したことを明記しました。Kling AIの「最大3分」「1日66クレジット」は誤りで、現行のKling 3.0は1回3〜15秒、無料プランに毎月のクレジット付与はありません。DeeVid AIで使えるモデルからSora 2とVeo 3.1を外しました。Seedanceは最新の2.5に更新しました。Pikaは無料プランの毎月のクレジットがなく、Starterに商用ライセンスがない点を直しました。HeyGenの175言語はCreator以上の機能であることを追記しました。為替は1ドル=157円に改めました。同日、Googleの動画生成を無料で試す経路にGoogle Flowの毎日50クレジットを加え、日本では提供されていないYouTube Createアプリの記述を外しました。 |
| 2026年7月1日 | 初版公開。 |
出典
- OpenAI Help Center「What to know about the Sora discontinuation」
- OpenAI「Deprecations」
- Google「Gemini アプリでの動画生成」
- Google「Google AI プラン」
- Google「100 things we announced at I/O 2026」
- Google「Gemini API changelog」
- Google Flow Help「Google Flow credits」
- YouTube ヘルプ「YouTube Create を利用できる地域」
- Google「利用規約」
- Kling AI「Kling 3.0 Credit Cost: 4K, Omni Audio, and Multi Shot Pricing」(2026年7月28日)
- Kling AI「Kling VIDEO 3.0 Model User Guide」
- Kuaishou「Kling AI Launches 3.0 Model」(2026年2月5日)
- ByteDance Seed「Seedance 2.0 Official Launch」(2026年2月12日)
- Kling AI「Credits Policy」
- Kling AI「Terms of Paid Service」
- ByteDance Seed「One-take Creation, Flexible Referencing: Introducing Seedance 2.5」(2026年7月31日)
- BytePlus ModelArk「Seedance 2.5」
- Dreamina「Pricing」
- Dreamina「Free AI Image-to-Video: Access & Credits FAQ」(2026年9月10日)
- Dreamina「Terms of Service」(2026年1月22日版)
- Artificial Analysis「Text to Video Leaderboard」
- HeyGen「Pricing」
- HeyGen「Terms of Service」(2026年7月23日改定)
- DeeVid AI「料金プラン」
- Runway「Pricing」
- Runway「Terms of Use」
- Pika「Pricing」
※ 料金・無料枠は2026年9月25日時点の各公式サイトの表示によるものです。

