Seedance 2.5/2.0とは?料金・無料枠・日本での使い方・商用利用の注意を解説【2026年9月】

Seedance 2.5の料金・使い方・商用の注意(2026年9月版)。1回最大30秒・参照素材50・日本語対応

✅ 先に結論(2026年9月時点のSeedance)

  • 最新はSeedance 2.5(2026年7月31日公開)。1回の生成で最大30秒の音声つき動画を作れ、延長もできます。2.0(2026年2月12日公開)は1回4〜15秒です。
  • ランキング: Artificial Analysisの動画ランキング(テキスト→動画・音声つき)で、Seedance 2.0は2026年9月25日時点で5位です。1位はGoogleのGemini Omni Flash。2.5はまだ掲載されていません。
  • 日本からは Dreamina(dreamina.capcut.com)で使います。2.0は2026年3月31日にCapCut(有料会員)で日本への提供が始まり、2.5はDreaminaの有料会員向けに順次提供されています。
  • 料金: Dreaminaは無料で1日120クレジット、有料はBasic 月2,380円(2,514クレジット)から。開発者向けAPIは解像度で変わり、2.0が1秒あたり$0.07〜0.78です。
  • 日本語: 2.5は公式に日本語を含む11言語のプロンプトと音声に対応しています。
  • 商用利用: Dreaminaの利用規約はサービスを原則「私的・非商用」としています。有料プランでも商用利用が自動的に認められるわけではありません。

Seedance(シーダンス)は、TikTokを運営するByteDance(バイトダンス)の動画生成AIです。2026年2月に公開された2.0は、映像と音声を同時に作れることで注目を集めました。7月には、1回で最大30秒まで作れる2.5が公開されています。

この記事では、Seedance 2.5と2.0の違い、ランキングでの位置、料金、日本からの使い方、日本語対応、商用利用と著作権の注意点を、ByteDance・BytePlus・Dreaminaの公式情報をもとに整理します。

2026年9月25日に全面的に更新しました。最新の2.5を加え、料金・無料枠・ランキング・商用利用の条件を公式の料金ページ・技術文書・利用規約に合わせて直しています。詳しくは末尾の更新履歴をご覧ください。


1. Seedanceとは?2.5と2.0の違い

SeedanceはByteDanceの研究チーム「Seed」が開発した動画生成モデルです。中国ではVolcano Engine(火山引擎)、海外ではBytePlusというByteDanceのクラウドで開発者向けに提供され、一般のユーザーは画像・動画生成サービスのDreamina(CapCut系)で使えます。

公式のモデル一覧では、2026年9月時点の最新の動画モデルはSeedance 2.5です。

ByteDance Seed公式のSeedance 2.5のページ。赤いドレスで踊る人物の足元と炎の映像に「Seedance 2.5」の文字
Seedance 2.5の公式ページ(2026年9月25日時点。画像:seed.bytedance.com より)
項目Seedance 2.5Seedance 2.0
公開日2026年7月31日2026年2月12日
1回に作れる長さ4〜30秒4〜15秒
動画の延長可可
参照できる素材(API)最大50(画像30・動画10・音声10)最大15(画像9・動画3・音声3)
解像度(API)480p/720p/1080p480p/720p/1080p/4K
音声映像と同時に生成映像と同時に生成
日本語公式に対応(11言語の1つ)公式の明記なし

※公開日はByteDance Seedの公式ブログ、長さ・参照素材・解像度・対応言語はBytePlusの技術文書(ModelArk)によります。

Seedanceの参照素材と出力。2.0は画像9・動画3・音声3(APIで最大15)で1回4〜15秒・最大4K、2.5は画像30・動画10・音声10(最大50)で1回4〜30秒・最大1080p

素材を渡して作り込める

Seedanceの特徴は、テキストに加えて画像・動画・音声を「見本」として渡せることです。キャラクターの見た目、商品、声、カメラの動きなどを参照させると、連続したシーンでも見た目がぶれにくくなります。

Dreaminaの2.0のページでは、参照素材は「最大12、うち画像9・動画3・音声3」と説明されています(APIの上限は15)。2.5では、APIで最大50まで増えました。

2.5で何が変わったか

公式ブログは、2.5について「30-second audio-video clips in a single pass」(1回で30秒の音声つき動画)と「supports multiple rounds of extension」(複数回の延長に対応)と説明しています。タイムスタンプを指定して一部だけを直す編集機能も加わりました。


2. 「世界1位」は今も?ランキングの現状

旧版では「Artificial Analysisの動画ランキング(音声つき)で世界1位」と書いていました。2026年9月25日時点のランキングは次のとおりで、Seedanceは1位ではありません。

部門1位Seedanceの最上位
テキスト→動画(音声つき)Gemini Omni Flash(Google)5位(Seedance 2.0)
テキスト→動画(音声なし)Wan 3.06位(Seedance 2.0)
画像→動画(音声つき)MiniMax H3 Max5位(Seedance 2.0)
画像→動画(音声なし)Gemini Omni Flash(Google)6位(Seedance 2.0)

Seedance 2.5は、まだランキングに載っていません。上位のスコアの差は小さく、順位は新しいモデルが出るたびに入れ替わります。ランキングは「その時点の目安」として見るのが適切です。


3. Seedanceの料金【日本円】

一般の利用はDreaminaの月額プラン(クレジット制)、開発者の利用はBytePlusのAPI(従量課金)です。

Dreaminaの料金(2026年9月25日時点)

プラン月額(通常価格)毎月のクレジット
無料0円1日120クレジット(2026年9月10日のDreamina公式記事による)
Basic2,380円2,514
Standard5,700円6,163
Advanced12,600円〜13,821〜
Ultra82,655円94,325

有料プランでは、ダウンロード時の透かしの削除、動画の延長、解像度の引き上げ、リップシンクの音声生成などが使えます。2026年9月25日時点では、初月の割引(Basicは初月238円)が出ています。

Basicの説明には「10秒の動画を月25本」とあります。これは「Seedance 2.0 Fast・720p」(キャンペーンの割引対象)で作った場合の目安です。通常の2.0や2.5、高い解像度では、作れる本数はこれより減ります。

無料の120クレジットについて、Dreaminaの公式記事は「120 credits should be treated as a daily creative budget rather than a guaranteed number of videos.」(決まった本数ではなく、1日の予算として考えるべき)と説明しています。Seedance 2.5は、公開の翌週から有料会員向けに順次提供されました。なお料金ページで2.5の割引が表示されているのはStandard(月5,700円)以上のプランで、Basicのカードに2.5の記載はありません。

API(BytePlus ModelArk)の料金

APIはトークン単位の従量課金です。BytePlusの料金ページに載っている、16:9・5秒の動画を作ったときの1秒あたりの目安は次のとおりです(円は1ドル=157円で換算)。

モデル480p720p1080p4K
Seedance 2.5$0.103(約16円)$0.231(約36円)$0.569(約89円)—
Seedance 2.0$0.07(約11円)$0.15(約24円)$0.37(約58円)$0.78(約122円)

10秒の動画なら、2.0の720pで約$1.5(約236円)、2.5の1080pで約$5.7(約893円)です。生成に成功した動画だけが課金されます。


4. Seedanceの使い方【日本から】

日本から使うなら、Dreamina(ドリーミナ)が入口です。

1Dreaminaにアクセス:dreamina.capcut.com にアカウントを作ります(日本語のページもあります)。
2動画生成を開いてモデルを選ぶ:モデル一覧に「Dreamina Seedance 2.5」「Dreamina Seedance 2.0」「Dreamina Seedance 2.0 Mini」などが並びます(無料アカウントでは2.5が表示されない場合があります)。
3素材とプロンプトを入力:必要なら参照する画像・動画・音声をアップロードし、場面・動き・音を具体的に書きます。
4生成してダウンロード:できあがった動画を確認して書き出します。無料プランでは透かしが入ります。

⚠️ 日本から使うときの注意

  • 実在の人物の顔は参照に使えない場合があります。CapCutは提供開始時に、実在の顔を含む画像や動画から動画を作る機能を制限すると発表しています。APIでも、2.0は実在の人物の顔を含む参照素材を直接アップロードできません。
  • 中国版の「即夢(Jimeng)」は中国向けのサービスです。日本からはDreaminaを使うのが前提になります。
  • Seedance 2.5は、有料会員(16歳以上)向けに順次提供されています。表示されない場合は、プランや提供状況を確認する必要があります。

5. 日本語対応

  • Seedance 2.5: BytePlusの技術文書に、プロンプトと音声つき動画の生成が「Japanese」を含む11言語に対応すると明記されています。
  • Seedance 2.0: 公式の発表では、日本語への対応は明記されていません。
  • リップシンク: Dreaminaでは、有料プランの機能として「リップシンクの音声生成」が挙げられています。日本語での精度について、公式の説明はありません。
  • プロンプトのコツ: 被写体・動き・場所・雰囲気・音(セリフ)を具体的に書き、参照素材を渡すと結果が安定しやすくなります。

6. 商用利用・著作権

利用規約は原則「私的・非商用」

Dreaminaの利用規約(日本向けに表示される2026年1月22日版)は、第1条で「Our Services are generally provided for private, non-commercial use.」(サービスは原則として私的・非商用の利用のために提供される)としています。第7条では、サービスやコンテンツを「for any commercial or unauthorized purposes」(商用その他の許可されていない目的)に使わないことを求めています。第2条では、商用目的の利用は「(if permitted)」(認められる場合)に追加の条件に従うとしています。

旧版では「有料プランなら商用利用できる」と書いていましたが、この規約には有料会員に商用利用を認める条文が見当たりませんでした。Dreaminaのヘルプも「do not assume a paid plan clears every third-party right.」(有料プランだからといって第三者の権利がすべてクリアされると考えないこと)と注意しています。仕事で使う場合は、利用規約と各機能の追加条件を確認してから使うのが確実です。

また規約第8条では、入力と生成物(Assets)の所有権は利用者にあるとしつつ、ByteDanceと他の利用者に対して、それらを「for any purpose」(あらゆる目的)で使える永続的なライセンスを与える内容になっています。

2026年2月の著作権問題

Seedance 2.0は、公開直後に著作権をめぐって強い批判を受けました。

  • 米国映画協会(MPA)は、Seedance 2.0が米国の著作物を大規模に無断利用していると非難し、DisneyとParamountはByteDanceに法的な警告を送りました(CNBC・Variety、2026年2月16日)。
  • 日本では、日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)がTikTok Japanに問い合わせ、「速やかに対応を進めている」との回答を得たと報じられています。小野田紀美AI戦略担当相も2月13日の記者会見で「看過できない」と述べました(ITmedia AI+、2026年2月16日)。
  • ByteDanceは「We are taking steps to strengthen current safeguards」(現在の安全策を強化する)と表明しました。海外への提供は国ごとに段階的に進められ、日本ではCapCutで3月31日から提供されています。

既存の作品やキャラクター、実在の人物に似せた生成は、権利の侵害につながるおそれがあります。他人の写真や声を参照素材に使う場合も、本人の許可が必要です。


7. 競合比較・向き不向き

ツール得意向いている用途
Seedance 2.51回で最大30秒、参照素材を多く渡せるショートドラマ・CMなど長めの連続シーン
Gemini Omni音声つき10秒動画、会話しながらの編集Googleのサブスクで手軽に作る
Kling AI1回3〜15秒、1080p〜4K短いクリップを高画質で作り込む
DeeVid AI複数モデル(Seedance 2.0・Kling 3.0など)を1画面でいろいろなモデルを比べる
Sora 2アプリ・Webは2026年4月26日、APIは9月24日に終了—
  • 素材を渡して長めのシーンを作り込むなら Seedance 2.5
  • Googleのサブスクで手軽に作るなら Gemini Omni、短いクリップを高画質で作るなら Kling、いろいろ試すなら DeeVid

DreaminaでSeedanceを試す →

料金と無料枠で比べるAI動画ツール

✅ 結論:用途別のおすすめ早見(2026年9月時点) Googleのサブスクで手軽に音声つき動画 → Gemini Omni(GeminiアプリでVeo 3.1の後継。Google AI Plus 月725円から) 30[…]


よくある質問(FAQ)

Q. Seedanceの読み方は?どこの会社ですか?

「シーダンス」と読みます。TikTokを運営するByteDance(バイトダンス)の研究チームSeedが開発した動画生成モデルです。

Q. Seedance 2.5と2.0はどちらを使えばいいですか?

長めのシーンを1回で作りたいなら2.5です(1回最大30秒、2.0は15秒まで)。日本語も2.5は公式に対応しています。一方、2.0には軽量版(Fast・Mini)があり、Dreaminaではクレジットを抑えて試せます。

Q. Seedanceは無料で使えますか?

Dreaminaの無料プランでは、1日120クレジットが配られます。ただし公式は、決まった本数ではなく1日の予算と説明しています。無料で作った動画には透かしが入ります。2.5は有料会員向けに提供が始まりました。

Q. Seedanceは日本から使えますか?

使えます。日本からはDreamina(dreamina.capcut.com)で使います。2.0は2026年3月31日にCapCut(有料会員)で日本への提供が始まりました。

Q. Seedanceは今もランキング1位ですか?

いいえ。Artificial Analysisのランキング(テキスト→動画・音声つき)では、2026年9月25日時点でSeedance 2.0が5位、1位はGoogleのGemini Omni Flashです。2.5はまだ掲載されていません。

Q. Seedanceで作った動画は商用利用できますか?

Dreaminaの利用規約は、サービスを原則「私的・非商用」の利用としています。有料プランでも商用利用が自動的に認められるわけではないため、利用規約と各機能の追加条件を確認してから使う必要があります。


この記事の更新履歴

更新日内容
2026年9月25日全面的に書き直しました。最新のSeedance 2.5(2026年7月31日公開)を加えました。「Artificial Analysisのランキングで世界1位」は現在は当てはまらないため、9月25日時点の順位(テキスト→動画・音声つきで5位)に改めました。「2K」は公式の根拠がなかったため、公式の解像度(2.0は4Kまで、2.5は1080pまで)に直しました。料金は、APIの「約$0.14/秒」を公式の解像度別の単価に、Dreaminaの「月約1,400〜2,700円」「無料で毎日2〜3本」を公式の円建て価格と1日120クレジットに改めました。商用利用は、旧版の「有料プランなら可能」が利用規約で確認できなかったため、規約の条文に基づく説明に置き換えています。日本語リップシンクの精度についての記述は、公式の根拠がないため削除しました。2026年2月の著作権問題も追記しました。
2026年7月2日初版公開。

出典

※ 料金・ランキングは2026年9月25日時点の公開情報によるものです。