【体験談】はじめてのゴルフクラブグリップ交換:自宅で試してみた方法 実践編 | これからは自分で!

ゴルフクラブのグリップ交換、お店に頼んでやってもらっていますか?それとも、クラブを買ってからグリップ交換をしたことがないでしょうか?

こちらの記事は、『準備編』の続きの『実践編』となりますので、初めからお読みいただける方はこちらからどうぞ。

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グリップはゴルフスイングする身体や手との唯一の接点なので、グリップ交換はゴルフ練習や上達のためには優先度が高いはず!

このため、少しでもお安くする手段として、自分でグリップ交換にチャレンジすることにしました。

この記事では、

  • 実際にグリップ交換を行ってみた記録
  • グリップ交換を自分でやると何時間かかる?
  • グリップ交換を自分でやる場合の注意点
  • グリップ交換に参考になる動画

についてまとめています。

どうぞ最後までお読みいただければと思います。

目次

ゴルフグリップ交換に必要な道具とその使用方法

交換用の新しいグリップ 8本

私はナウオンの43シリーズをもともと使っていましたが、今回は同じく43シリーズで見た目の爽やかな今期新商品ホワイトをオーダーしました。今回は、アイアン5本、ウッド3本の合計8本を交換しました。

グリップ交換に必要な主要な道具:グリップ交換キット(溶液、テープ、ガイド)

エアゾール交換溶液、両面テープ、ガイドの3つがセットになっているものを購入しました。本当は、グリップカッターも入ったセットが欲しかったのですが店舗に無かったため諦めました。(念のため両面テープはバラ売りのものを1つ購入しておきました)

今回は8本の交換でしたが、100mlの溶液は2割ほど残りましたのでサイズは十分でした

なお、溶液は両面テープの成分を一時的に溶かすことが目的なので、一般的に有機溶剤と呼ばれるもので、揮発性が低い(=速乾しない)ものであれば専用のもので無くて問題ないそうです(ホワイトガソリン、灯油、ガソリン、ベンジンなど)。こういうものが家にある方は代用可能ですね。

グリップ交換に必要な主要な道具:カッター

グリップカッターを入手できなかったため、一般の紙を切る文房具のカッターを用意しました(後述の通りこちらで全く問題なし)。

グリップ交換に必要な主要な道具:その他(新聞紙・雑巾・油性マジック・セロハンテープ)

これらは家にあるものを寄せ集めました。

ゴルフグリップ交換の簡単で手軽なDIY方法

シャフトに印を付けておく

こちらは交換前のグリップ。ウッド系3本です。かなり傷ついてしまっていたり、メーカー揃っていなかったりしています・・・。

シャフトにセロテープを貼って印を付けておきます。セロテープはシャフトギリギリの位置に巻きつけて、フェイス面と合っている(はずの)古いグリップのセンター部分と合わせて、セロテープの上に線を引いておきます。

古いグリップをカッターで切りグリップをはがす

グリップのフェイス側からグリップの根元に向かって、シャフト本体に傷を付けないように、カッターで切り込みを入れておきます。グリップは柔らかいので、女性の力でも十分に簡単に切ることができます。グリップカッターだと先端がフック状になっていてやりやすそうですが、紙を切る一般的な文房具用のカッターで十分対応できました。グリップに切れ目を入れたら、手で簡単に古いグリップをはがすことが出来ます。

古い両面テープをはがして溶液でシャフトをきれいにする

シャフトに残った古い両面テープをはがします。

そして溶液を雑巾に吹き付けて、シャフトのゴミやテープの残りかすを雑巾で綺麗に拭き取ります。

新しいグリップをどこまで挿すかを確認してセロテープの位置を調整

新しいグリップをシャフトに合わせてみて、シャフトのどの位置まで押し込めば良いかをガイドしておきます。この際にシャフトに位置がわかるようセロテープを巻いたり、マジックペンで印を書くなりしておきます。

私は同じシリーズのグリップの交換だったので最初の印で分かっていたため、この工程は省略です。

両面テープを新しく貼る

シャフトに新しい両面テープを貼ります。「らせん巻き」・「縦巻き」があります。それぞれの特徴を調べてみたら、

  • 「らせん巻き」はシャフトに対して均一に貼ることになるためグリップを付けやすい
  • 「縦巻き」簡単で失敗が少ない

とのことでした。

実際に自分の古いグリップを外してみると、実は巻き方は両方混在していることが分かったため、私は今回は簡単なほうの「縦巻き」に統一してみることにしました。

新しいグリップの内側に溶液を吹き付ける

新しいグリップの内側に溶液をスプレーして吹きつけます。吹いたらグリップの両端の穴を塞ぎながら、グリップを動かして溶液をグリップの内側に行き渡らせます。

後から調べてわかりましたが、グリップの根元の穴にはグリーンに挿すマーカー(ゴルフ場で配っている簡易なもの)を差し込んでおくと液漏れせず便利だそうです。

両面テープに溶液を吹き付ける

シャフトに貼った両面テープをはがして、テープに溶液を吹きつけます。シャフトの先にも吹き付けることを忘れないように。

グリップを一気に挿し込む

グリップをシャフトに入れる最初のところのみ、少し調整しながら入れる必要がありますが、一度入ると、ズルズルズル!ととても簡単に挿し込むことができます。

この際に注意が必要なのは、グリップの正面とシャフトの中心を合わせることです。グリップがねじれないように挿し込む方向に注意し、微調整しながら一気に3分の2程度差し込みます。グリップの奥側は少し入れづらいため、最後は上手く力をかけて根元まで入れます。(この辺は動画で仕上げ方をチェックしました。)

セロハンテープを剥がし乾燥させて出来上がり!

風通しの良いところで乾燥させました!見た目はもう満足!

Webサイトなどでは「24時間乾燥させる」と言うところが多く、グリップ交換を店舗でお願いした店舗では「5時間程度は乾燥させて」と言われていました。今回は12時間程度で使ってみることにしました。

 

自分でグリップ交換をしてみて分かったこと・注意点

1本5分でできる

作業自体はとても簡単で、1本あたり5分でできました。各工程を全部まとめて行えばもっと時間短縮できると思いました。

グリップカッターは確かに使いやすいが、普通の紙を切るカッターでも十分

グリップカッターではなく普通の文房具のカッターで何の不都合もありませんでした。

溶液はヌルヌル。軍手があった方が良かった

溶液はにおいは無くこぼしても特に影響無いのですが、ヌルヌルするので素手ではグリップ挿入がやりづらいです。ゴム手袋でも滑るので軍手を使えばもっとスムーズにできました。

万力やスターターは無くても問題ない

事前に調べていたグリップ交換方法の動画では、

  • 新しいグリップをシャフトに挿す際に「万力」で固定しないとやりづらい
  • 「万力」がない場合にはグリップ交換セットにある「スターター」を使うとやりやすくなる

という情報が多かったのですが、実際にやってみると「万力」も「スターター」も使わなくてもスムーズに挿し込めることがわかりました。

最低限必要なものとしては、両面テープと交換溶液のみで全く問題なかったです。溶液は専用のものを購入するとしてこちらが一番小さいものでしょうか。両面テープはネットでは割高だったため、上の写真の通り店舗で200円程度で買えるものが最安だと思います。

ライト(LITE) ラバーグリップ コウカンヨウエキ エアゾール G-3
created by Rinker

自分でグリップ交換をしてみて良かったこと

簡単に節約ができる

昨年は新しいグリップを定価税込2,200円でショップで購入することで、お店の無料グリップ交換サービスを利用していましたが、今回はグリップはネットで1,250円だったことから、交換キット代金(1,750円)を考慮しても1本あたり約1,000円の節約となりました。

グリップは年2回は交換したいので、年間30,000円近くの節約ができそうです。

両面テープ巻き方が揃っている安心感

自分でグリップ交換をしてみて、私が今まで使っていたグリップの両面テープの巻き方はクラブによってバラバラだということが判明しました!なんと、6番アイアン・ピッチングウェッジはらせん巻き、その他7-9番アイアンとドライバー・スプーン・ユーティリティは縦巻きでした。

私はこれまでグリップに穴が空いてしまったものを1-2本ずつ交換に出しており、全部まとめて交換依頼をしておらず、お店も3軒ほどバラバラでやってもらっていました。このためか、テープの巻き方もいつの間にかバラバラになっていたようです。

巻き方の違いがショットに影響していたかは不明ですが、今回統一したことで安心してスイングができるようになりました!

グリップを大事にしようと思える

今回は新商品のホワイトシリーズということで、仕上がりも綺麗で、春夏使うのにとても爽やかでとても嬉しいです。白が薄汚れないように練習後にグリップを拭いたり、雨の日のラウンドの後は早く乾かそうと思います。気に入ったものは大事にしたい気持ちが出てきますね。

ゴルフクラブ グリップ交換 参考にしたWebサイト・動画

NO1(ナウオン)グリップ交換方法を動画で細かく解説

価格.comマガジン グリップ交換のコツを解説

有賀園ゴルフ グリップの入れ方・方向を解説

 

それでは、今度は残りのクラブ5本やパターのグリップ交換をやってみようと思います。

 

ここまでお読みくださり、どうもありがとうございました。

 

ゴルフクラブ自分でグリップ交換に挑戦 準備編から読む。

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