ゴルフのラウンド中にピンまでの距離を測定するレーザー距離計、以前は上級者向けのイメージのアイテムでしたが、今やゴルフを始めたばかりの人でも必携アイテムになってきましたね。
初めて買う方向けに、低価格帯の人気機種、ファインキャディJ300のご紹介です。ゴルフ仲間が利用しているため、実際にコースで利用させてもらいました。
J300の特徴とおすすめできる人について記事にしてみました。
ファインキャディってどういう機種?
ファインキャディを作っているのはどこの国のメーカー?信用できる?
ファインキャディは、韓国の『ファインデジタル社』という会社が作っています。
1992年に設立された会社で従業員は300名弱と大企業ではありません。
カーエレクトロニクスシステムの大手メーカーということで、自動車用GPSナビ、ドライブレコーダーなどに加えて、ゴルフ用距離測定器を開発・製造しています。
日本語のWebサイトも普通にあり、Twitterで日本語でも発信していますので、サポート面は全く問題ないメーカーです。
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ファインキャディはレーザー距離計の中での位置付けは?
レーザー距離計は販売されているものは約40機種ありますが、価格帯は1万円台前半から 7万円と幅広いです。機能の多さと価格はほぼ比例しています。
主な価格帯は以下の通り。ファインキャディは販売価格はJ100が19,900円、J300が22,900円ですので、ちょうど低価格〜中価格帯の間に位置しているといえます。
高価格帯(30,000円以上)
- ブッシュネル
- ガーミン
- ボイスキャディ
中価格帯(20,000円-30,000円)
- ニコン
- TecTecTec
- ショットナビ
低価格帯(10,000円-20,000円)
- アイリスオーヤマ
- ケンコー
- HONITA
ファインキャディ J300 性能・機能は大丈夫?
ゴルフのレーザー距離計の主な測定項目と、ファインキャディの対応状況をチェックしました。
結論としては、ファインキャディは、十分なスペックを有しているため、購入して全く問題ないものでした。
最大測定距離
最大測定飛距離は1,000メートルということで約1,100ヤード。1,300〜1,600ヤード測定できる機種もありますが、1,100ヤードは長い方なので全く問題ありません。
実際にゴルフ場で1,000ヤードも測る場面はありませんからね。
傾斜・高低差モード
打ち上げや打ち下ろしを加味した距離の表示も可能です。これは最近はかなり多くの機種で対応していますし、必須機能とも言えます。
低価格帯の製品の場合はこのモードがないものがあるので注意です。
また、傾斜・高低差モードは、クラブ競技や公式競技では利用禁止の場合が多いですが、そのためにこのモードを使っていないことを示すLEDも付いているため、競技ゴルファーにも安心です。
測定精度
精度は公称値は±1ヤードのためスペック上全く問題ありません。
実際に本番のラウンド中に、1ヤードの違いでプレーに影響が出ることは、プロやトップアマじゃない限りは無いと思います。
測定スピード
測定スピードは、プレーファーストのためにはとても重要な機能。ちょっと叩いてしまっている場面で上手く測定できず時間がかかってしまうと、同伴者から冷たい視線を浴びてしまうことも実際にはあります(笑)。
しかし、上手くいっていないからこそ、しっかり測りたいという気持ちもありますよね。。。
ファインキャディは、測定スピードはJ100が約0.5秒、J300が0.3秒と、これはかなり早いです。実際に利用してみても一瞬で測定できている・・・と感じました。
振動機能
測定したい目標に焦点が合って測定できると振動する、振動機能もしっかり付いているため、測定できていることが分かりやすかったです。
ファインキャディ J300 他に良いところ・特徴は?
- 重量は161グラム。多くの機種は200グラム前後で、ファインキャディのこの重さはかなり軽量です。サイズも小さく、手に収まるサイズ感でした。
- 付属品には標準でベルトに通せる携帯ケースが付いているため、追加でケースを購入する必要はありません。ケースが好きじゃない場合は、小さいのでパンツの後ろポケットに入れても違和感なく利用できます。
- 見た目は、素材は合皮の茶色か白で、まぁまぁ高級感があります。
- 充電については、電池ではなくバッテリー駆動で充電が可能です。
- 保証期間が2年間と長めです。期間内は無料で修理や交換が可能。一度購入すると数年使いますので、この保証期間の長さは安心ですね。
ファインキャディ J300とJ100の違いは?
J300とJ100は、見た目・基本性能はほとんど同じですが、違いはこれらの4点となります。
- J300の方が新しく、性能面は測定スピードがJ300の方が早い
- 収納ケースは、J300がマグネット式で、J100はマジックテープ式。使い易さや好みの違い
- 色は、J300が茶色と白、J100は黒と白の2機種ずつです。黒じゃないと嫌だ!という方もいらっしゃるかもしれませんね・・・
- 金額差は、J300が22900円、J100が19900円と約3000円の差
優先したいことによって、選択する機種が決まってきそうですね。
ファインキャディ J300 実際に使ってみた感想 神コスパ!
さて、私が実際に利用してみた感想です。
かなりサイズが小さいため、スカートの後ろポケットに入れても膨らみすぎずカッコ悪くならないのがよかったです。
実際の測定では、計測速度がとても早くて驚きました。ファインダーの中の数字も見やすかったです。
ラウンドで必要な測定機能は十分利用できることから、2万円前後で購入できるというのは、かなりの神コスパ。
私自身はガーミンファンなので高価格帯の機種を利用していますが、安価な機種が欲しい人にお勧めするのであれば、確実にファインキャディかなと思いました。
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ファインキャディ J300 は初めてなら買い!の安心機種
ファインキャディの基本機能と良いところ、使い勝手について説明してきました。ファインキャディはこういった理由で、初めて購入する方に強くお勧めできる機種です。
- 低価格帯の製品と比べて、少しの価格差で十分な機能有り、間違いない
- 売れ行きがよく人気機種のため、日本でのサポートも安心
- 小型のためスタイリッシュに携帯可能。おしゃれゴルファーさんにもおすすめ
ぜひ手にする機会があれば試してみていただきたいです。
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ここまでお読みくださり、どうもありがとうございました。
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