パター難民状態が継続しています。1ラウンド少なくとも2回は3パット、4パットすることもあります。原因も分からず改善できない状況が1年半続いている気がします。
このため、前回はゴルフ5のパターフィッティングに行き、色々とアドバイスをいただいて、複数の種類のメーカからおすすめパターを選んでもらいました。
ゴルフ5でパターフィッティングをしてきました。 自分では気付かなかったストロークの癖や、最近の悩みだった、「何故左に引っ掛けるのか?」の要因が分かり、とても役に立つ情報をいただきました。 この記事は、こんな方[…]
手持ちパターでも良いとのアドバイスをもらったため、現在人気のテーラーメイド トラス TM2を使ってみましたが、あまりしっくりきませんでした。
結局は、一番使いやすいと感じる10年以上使っているODYSSEYのパターに戻っています。10年以上前のモデルだと思います。
これより、もしかしたらODYSSEYで選んだら合うモデルがあるのではないか?と思い立ち、ODYSSEYのパターフィッティングに行ってきました。
ODYSSEYパターフィッティングとは
ODYSSEYのパターはキャロウェイで販売されています。パターフィッティングは、キャロウェイゴルフの旗艦店である丸の内店で行われています。
ODYSSEY パットラボ予約…
予約制で、50分2,200円(税込)でフィッティングを受けることができます。
フィッティングでは、専用の機械でパッティングの各種データを測定・分析して、おすすめのパターを紹介してもらえます。
SAM(Science & Motion)では、下記の7項目を想定しそのデータからあなたのパッティング傾向を分析することができます。
- 1. Aimig(アドレス時のフェース向き)
- 2. Impact(インパクト時のフェース向き)
- 3. Top View(上から見たスイング軌道)
- 4. Spot(インパクト時の打点位置)
- 5. Side View(横からみたスイング軌道)
- 6. Rotation(クラブフェースの回転)
- 7. Timing(リズムとタイミング)
引用:https://www.odysseygolf.jp/putt_lab/index.html
ODYSSEYパターフィッティングの測定内容
フィッティングでは、3メートルのパットを7回打って、測定を行います。
このようなレポートの内容を、モニターを見ながら説明していただけます。
私のスイングの傾向は以下のような内容でした。
- 構えがボールから離れている。目の下にボールが来ていない
- 構えた時のボールへの方向はほぼぶれていないが、左右両方向いている傾向がある
- ボールのセンターとパターの中心が合っていない。パターが外側にずれているので、ヒール側で打っている
- テイクバック、インパクトまでフェイスは真っ直ぐだが、インパクト後に左に振ってしまっている
- インパクトでフェイス面の下側で打ってしまっている時がある。転がりの悪さにつながる
- 構えからインパクトまでハンドファーストでロフトが死んでいる。打ち込んでいる状態。
- スイングリズムは、切り返しからインパクトまでが若干長い
また、現在使っているパターがスイングに合っていない問題点としては、
- 32インチだが31インチにした方がよりボールの上に目が来るように構えやすくなる。
- 左に振る傾向なのに、フェイスが小さめでヘッドが左に閉じて動きやすい。大型にした方が良い。
- オフセット(フェイス面とシャフトの位置関係)が、「フルオフセット」で閉じやすい作りになっている。
というものでした。
おすすめパターの絞り込みと TEN TRIPLE TRACKパターに決まるまで
ここまでの内容から、3種類パターを薦められ、試し打ちしました。
試したのは、
- 2-Ball TENパター
- (タイプを忘れましたが)#7パター
- TEN TRIPLE TRACKパター
の3種類。#7パターは、要は形状が角タイプのこういったものです。選択のポイントは、まずは形状が大きい易しいモデルにすることのようでした。
この3種類について、まずは構えと狙った方向に転がるかのチェックです。
ツーボールタイプは大きく違和感があり、#7パターもスムーズに動く感じがなく、私には合いませんでした。TENパターはヘッドが大きいせいかあまり体・手を使わなくてもストロークで打てる感じが良かったです。
また、TRIPLE TRACKの赤と青の3本線はとてもボールに合わせやすいことを強く感じました。
パターにも、ボールにも両方キャロウェイの3本線が入っていると、かなり合わせやすくなり、安心感も増すことを体感できました。まさにこの写真のイメージですね。
#7パターのTRIPLE TRACKタイプも試しましたが、TENパターが良かったです。
また、今のストロークで打ち込んでしまう改善として、ウェイトがパッターヘッドの後方についているモデルを選ぶことで、よりヘッドがアッパーに動きやすいようにするのだそうです。
こういったことから、ODYSSEYで一番合っていそうなものは、「TEN TRIPLE TRACKパター」ということになりました。こちらを31インチにして、アップライトになりがちな修正のために、1度フラットにしてもらうことになりました。
さて、お値段は決してお安くはありませんが、こちらの店舗でオーダーすることにより、フィッティング代が無料になるのと、定価から1割引きになるそうです。
同じモデルを他で安く買うことはできると思いますが、シャフト長やライ角調整は安い店舗では見てもらえないので、こちらで購入することとしました。
フィッターさんもかなり丁寧に対応してくださったので、とても満足しています。
約3週間で出来上がるとのことで、シルバーウィークごろからの投入となりますが、出来上がりがとても楽しみです。
ODYSSEY・ゴルフ5のパターフィッティング比較(私的考察)
今回、両方のフィッティングを体験した違いを書いてみました。たまたま担当したフィッターさんの姿勢によるかもしれませんので、参考情報としてお読みください。
スイングの評価について
数回パターを打って機械で測定するのはODYSSEYもゴルフ5も同じですが、それをどう評価するのかは違いを感じました。
- ODYSSEY・・・プロ・上級者を基準に、直すべきところは直した方が良いと言ってくれる
- ゴルフ5・・・パターは人により打ち方が違うことを前提に、スイングに合うパターを選ぶことを薦めてくれる
お勧めパターの選び方について
やはり1メーカーなのか、複数メーカーを取り扱っている違いが大きく出た結果でした。
- ODYSSEY・・・ODYSSEYは種類が多いので理論立ててスイング似合うタイプのモデルを提案してくれる。他のメーカーのパターに詳しければ疑問を持つ人もいるかも。
- ゴルフ5・・・多数の取扱いメーカーから選べるので、1メーカーに偏らず提案してくれて、選択肢様々。なぜそれが良いのかはわからないかも。
フィッターさんのスタンスについて
特にどちらが嫌だった、ということも無いですが、同じようにお勧めのパターを選ぶ仕事でも、受け取る印象は大きく違いを感じました。
- ODYSSEY・・・自社の技術に愛情と自信を持っていることを感じられる。ODYSSEYの中であればこのモデルがベスト!と自信を持って提案してくれる。カスタマイズも責任を持ってやってくれるイメージ
- ゴルフ5・・・選択肢を沢山挙げて、選ぶのはユーザーですよ!と任せてくれる。カスタマイズも要望に応じて工房の人が言われたようにやりますよ、のイメージ。
終わりに 新パター TEN TRIPLE TRACKパターを購入して平均30パット切りを目指します!
さて、ODYSSEYのパターフィッティングを行い、今日はTEN TRIPLE TRACKパターを購入してしまいました。
ショットはSIM GLOIREレディースを投入してかなり安定してきたので、今後はパター数の改善をしたいと思います。
3年前まではパターは一番得意だったのですが、現在は全くしっくり来ていません。
今年後半はショットは継続して練習しつつも、パターの方も頑張りたいと思います。
ここまでお読みくださり、どうもありがとうございましたt。
ショットはガーミンApproach R10で絶賛練習中!
2021年8月に発売されたガーミンApproach R10を練習場で利用し、練習に活用しています。今回はインドアの練習場で利用してみました。 Garmin Golfアプリの利用イメージや、R10での実際のスイングデータ、自動で[…]