ガーミンApproach(アプローチ)R10を早速入手しました。昨日のショット計測に引き続きバーチャルゴルフを行なったレビューです。
結論から言うと、控えめに言っても超最高、神機能のシミュレーションゴルフでした。一部改善して欲しい点を含めてご紹介します。
ショット計測の様子はこちらからどうぞ!
2021年8月20日、ついにガーミンのゴルフ用ポータブル弾道測定器『ガーミンApproach R10』が発売されました。 ゴルフの弾道測定器が74,800円(税込)という衝撃的な価格設定により、発表からもの[…]
有償サービスGarmin Golf (ガーミンゴルフ)サブスクリプションへの加入必要!気になる料金は?
前回のショット計測の記事でも触れましたが、シミュレーションゴルフを行うためには、月額1,180円、年間11,800円のサブスクリプションに加入する必要があります。
最初の30日間は無料なので、まずはしっかり試してみるのが良いと思います。
ただし、最初の登録時に支払い情報としてクレジットカード情報を入力することになるため、30日過ぎてしまったら自動的に課金が始まってしまうと思われますので、ご注意ください。
Garmin Golf (ガーミンゴルフ)アプリからバーチャルゴルフを開始する
Garmin Golfのアプリを起動し、「ゴルフシミュレーター」から「Home Tee Hero」を選択し、「今すぐプレー」を選択し、コースを選択していきます。
コース・メンバー・ティーを選択する
コース選択は、虫眼鏡アイコンから検索することにより、回りたいコースを検索して選択できます。
「プレーヤーを追加」画面が表示されます。自分は自動的に表示されており、追加があれば手動でプレーヤーを追加できます。特に事前設定は不要でこの画面上で操作できます。
「ティーグラウンドの選択」画面で、プレーヤー毎に利用するティーを選択します。複数プレーヤーがいる場合は、人により異なるティーグラウンドを選択できます。
「ラウンド設定画面」で、風の強さとチップショットの有無を選択します。風の強さは、なし、弱い、強風、強い の4つから選択できます。
チプショットは、グリーンに乗るまで短いショットも打つか、一定距離以内となったら次のホールに進むのかを選択できます。
ここまで設定して、プレー開始です。
ガーミンアプローチR10バーチャルゴルフのラウンドの様子
クラブ選択は画面上では行わない
ショットを打つ時には、どのクラブを使ったか?を記録しておくのかと思いましたが、そういったものはなく自分で方向を決めて必要な距離を打っていきました。
方向設定は画面上で行う
左右の方向設定は画面上をなぞることにより設定できます。
右下のフラッグのボタンを押すことで、コースを上から見ることができ、狙う距離も画面をなぞって設定できます。
ラフ・バンカーはマイナス10%のパワーとなる
ラフやバンカーに入ると、画面右下にパワーが何割減るのかが表示されていました。私が見た限りでは、マイナス10%と表示されていることしかなかったです。
グリーンに乗ったら終わりでパターは無し。乗った位置により1パットから3パットが自動選択
パターは近い、ほどほど、遠い、の3パターンで、1パット、2パット、3パットが自動的に決められます。Top Tracerのシミュレーションゴルフの機能と同様ですね。
ラウンド終了後は通常ラウンドのスコアカードと共に保管
スコアカードは、通常のガーミンアプローチのゴルフ用GPSウォッチのS62で保管しているスコアカードと一緒に保管され、「ゴルフシュミレーター」と表示されます。
ガーミンアプローチR10バーチャルゴルフの良かった点
実際に近いプレーを再現できた
月2-3回ラウンドしているホームコースを選択してプレーしてみましたが、なかなか飛ばない不調な日のスコアとして、実態に限りなく近いスコアとなりました。(笑)
世界各国ほぼ全てのゴルフコースでのシミュレーションゴルフができる!
ゴルフバーやこれまでのシミュレーションゴルフでは、ごく限られたコースでしかプレーができなかったので、普段回っているホームコース、来週行く初めてのコース、河川敷にあるコースまで、ほぼ全てのゴルフ場をプレーできるのはとても新鮮でした。
また、世界42,000コースということで、海外のあの有名なコースでもラウンドできる!ということで、マスターズが開催される「オーガスタナショナルゴルフクラブ」を選択してみました。
こちらは、ティーグランドが「Member」しかなくトーナメント用だったのでプレーは諦めましたが、イラストからコースの雰囲気を感じられました。
コースのイメージをつかむことが出来る
Garmin Golf上の画面のコース図は、平面的ではありますが、とても綺麗で、バンカークリークなどの再現もしっかり行われているため、コースのイメージがとてもつかみやすいです。
事前に色々なクラブ・ショットで試しておけるので、「本番の時はこんな冒険をしないようにしよう」「本番ではあそこを狙おう」など、戦略を考えるのにとても有効でした。
最大4名まで一緒にプレーできる
一人だけで楽しむのではなく、同伴メンバーを追加できるのはとても良かったです。
現在はコロナ禍で、練習場によっては、「1打席1名でお願いします!」と言われているところもありますが、終わったら気兼ねなく楽しみたいですね。
ガーミンアプローチR10バーチャルゴルフの改善して欲しい点
一番長いバックティー・トーナメントティーからしかラウンドできない?!
ラウンド開始時にティーを「Man」・「Woman」と選択する画面が出てきたので、レディースティーでラウンドできると思いましたが、ずいぶん長いティーグラウンドからのスタートとなり、ティーグラウンドの変更は無いようでした。
「霞ヶ関カンツリー倶楽部」東コース1番で設定してみましたが、1番ホールは「Man」を設定したプレーヤも、「Woman」を設定したプレーヤーも、両方とも403ヤードのミドル。
コースのホームページを見てみたところ、プロが使うであろうトーナメントティーが411ヤード、ブルーで379ヤード、白で347ヤード、赤で323ヤード、ということで、とんでもなく長いということがわかりました。
どおりでティーショットがフェアウェイに届かないはずです!!!(笑)
男性でも、トーナメントティーでは困るのでは無いでしょうか?!
また私のホームコースでプレーしてみると、トーナメントティー、ブラックティーはありませんが、一番長いバックティーしか選択できません。
一番長いティーグラウンドしか選択できないようになってしまっているようです。
これは恐らく、初期リリースによるバグかと思いますので、早期に修正されるのを願っております。
当面は、レディースティーのある場所まで一発打った後で、2打目からドライバーを打って対応しております。
ラウンド保存後にショット軌跡が表示されない
通常のガーミンアプローチS60/S40シリーズでラウンドした後は、どこから何のクラブでショットを打ったかが、コース図の上に保管してくれます。
しかしバーチャルゴルフのラウンドについては、ラウンドの軌跡を保管する機能はありませんでした。
よく考えたら、GPS機能はアプローチR10には付いていないはずなので、位置情報を補完するのはできないのだろうから仕方ないのですが、ラウンドのリハーサルをして、コースマネジメントを見直す・・・という時に、ショットの軌跡が見えると、非常に役立つと思いました。
毎ホール毎に左右グリーンを選択する必要がある(スタート時にグリーンを選ぶのに)
スタート時には、Aグリーン・Bグリーン、右グリーン・左グリーンとコース選択においてグリーンも選びますが、実際にプレーするときは、ホール毎に左右どちらのグリーンを使うのかの選択が必要でした。
大きな問題ではありませんが、変えたい時だけ時だけ変えられるようにしてもらえると良かったです。
ガーミンアプローチR10バーチャルゴルフのまとめ
ティーグランドが選択できない問題はありますが、コースのリハーサルには十分使えることがわかりました。ここで、ナイスショットを出すことを目的にラウンドしてしまうと意味がないですが、よく考えて本番と同じようなメンタルでラウンドできれば、とても良い練習となり、スコアアップにつながると思いました。
アプローチR10は税込74,800円と、決して安くはありませんが、休日ラウンド経費込みで5回分程度と同じくらいです。コースに行かずにR10でのラウンドで楽しむことができれば、3ヶ月程度でラウンド代を節約できるかもしれませんね。
現在は、スマホやタブレットを見ながらのシミュレーション後流布ですが、将来は、VRグラスをかけることによりコースが立体的に見えて、まるでコース内にいるような感覚となってプレーできる日が10年以内に来るのでは無いでしょうか?
テクノロジーの進歩がとても楽しみです。
ここまでお読みくださり、どうもありがとうございました。
アプローチR10でのショット計測の様子はこちらからどうぞ!
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ガーミンのGPS付きレーザー距離計アプローチZ82もおすすめです!
以前、「2020年の1年間でゴルフにかかった費用の全てを公開」という記事で、ガーミンのレーザー距離計を購入した記事を買いています。 レーザー距離計を初めて購入したのですが、半年以上約30ラウンド利用しております。 これまでレー[…]