なぜ「面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本」を読むのか?
ベストセラーとなっている本書。なぜそんなに読まれるのか?
やはり、誰もが思っているのでしょう。
「自分は面倒くさがりで飽きっぽいから、もっとやる気を出して維持したい!」
ということを。
仕事場では、自分の周囲の人はみなモチベーションが高く、やる気に溢れているように見えるかもしれませんが、実は多くの人はむしろやる気があまりなくて、出し方を知りたい!と思っているのでしょう。
本書では、そんな会社員万人が持つ悩みについて、スパッとTipsを示してくれる一冊となっています。
本書で紹介されている、面倒なことを乗り越えるコツ
ここで挙げたものは本書に載っている、面倒なことを乗り越えるためのTipsです。
- 3週間続けてみる
- 選択肢を減らしてみる
- 分割してやってみる
- ニンジンをぶら下げる
- 2割に全力を尽くす
- 集中できる時間帯を見つける
- 立ち上がる
- 満面の笑みを浮かべる
- 歯を食いしばり、拳を握る
- 出来る人と一緒に行動する
- 真似をする
- とにかく始める
- やらない判断をする
- やるべき作業を複数持つ
- 体力をつける
「面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本」から私の仕事を考察
「3週間続けてみる」・・・仕事やダイエット、マラソン練習など、やることが明確であれば、割とできていて、確かに習慣化している。しかし、ゴルフというものについては、一度これをやろうと思ったことを3週間後に継続していることはあまりない。それが続かずに、同じクセでミスを繰り返す原因なのかもしれない。
「2割に全力を尽くす」・・・仕事においてものすごく重要性を感じるTips。すべての事を完璧にやるのは無理だし、そもそも全部のクオリティを見ている人は少ない。自己満足で全力で仕上げても自分のしごとの場合は意味がない。経過を完璧にしても意味がなく、全力だろうがなかろうが、結果・成果を出すことが目的であり全て。他の人が出来ることなら、自分でやらずに他の人(しかも自分のコピー大勢)にやらせたほうが良い。自分は自分しかできない2割に集中する。これは心から沿う感じる。
「やらない判断をする」・・・無理難題が増えてくると、そう簡単に解決策は見つからないので、腰を上げること自体が億劫になり面倒になって、締切ギリギリまで考えることを放棄したくなる。でもそもそも、「やめる」「やらない」という選択肢は必ずあり、当事者は気づかないけれど、その上の人達なんかはそう思っているケースが多々ある。目の前に出口が見えないことで悩み続けるくらいだったら、やらなかったらどうなるのか?をまずは考えたほうが、その後賢い検討ができるのだろうと思った。
そんなわけで、「面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本」からは、仕事で感じている小さなことではありますが抱えているちょっとした問題に対する、重要な示唆となることを沢山勉強できました。
自分の悩みはまだまだ浅いかなと、先人の書かれた本を読んで学習です。読書の素晴らしいメリットでした。
ここまでお読みくださり、どうもありがとうございました。