【ゴルフ会員権購入体験③】ホームコース月例への参加とコースによる違い

昨年末に会員権を購入してコースメンバーとなってから3ヶ月目。

今月はクラブハンデが決定したため、初めてオブザーバーではなく通常の選手としての月例競技への参加となりました。

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会員権を購入した記録はこちらから・・・

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月例競技のクラスの方式

「ABクラス別」・「年令別」というクラス分け

月例といえば、ハンデキャップによって、「Aクラス」・「Bクラス」に分かれていたり、または「Cクラス」があるコースもあります。そういった分け方が一般的なのかと思っていました。

先日月例に参加して驚いたのは、この「ABクラス別」だけではなく、「年令別」のクラス分けもあるとのことです。

「年令別」の場合の分け方と使用ティーは、

  • Aクラス 66歳以上 男性レギュラーティ、女性レディースティー
  • Bクラス 66歳未満 男性バックティー、女性レギュラーティー

となっています。

「年令別」の時の各ティーの距離

各ティーの距離は、必ずしもスコアカードに書いてあるヤードではなく、「ABクラス別」と「年令別」の形式により長さを変えているようでした。

例えば、スコアカードでは、

  • バックティー6,800ヤード
  • レギュラーティー6,300ヤード
  • レディースティー 5,200ヤード

くらいですが、

「ABクラス別」の月例の日は、

  • バックティー6,800ヤード
  • レギュラーティー6,300ヤード
  • レディースティー5,900ヤードくらい

「年令別」の月例の日は、

  • バックティー6,800ヤードより短め
  • レギュラーティー6,300ヤードより長め
  • レディースティー5,200ヤードより長め

という設定になります。

レギュラーティー利用時の女性のハンデキャップと難易度

競技のハンデキャップは、「ABクラス別」・「クラス別」いずれも、レギュラーティーからプレーする女性は「クラブハンデ+3」となります。

しかしホームコースのコースレートは、男性はレギュラーティーで70.0であるのに対して、女性はレギュラーティーで76.4。ラウンドで+6-7もらえるならともかく、+3では全く足りません。

「年令別」でレギュラーティーがより長めの設定になっているとなおさらです。

会員さんの情報によると、「年令別」の日はバックが前に、レギュラーが後ろになる理由は、男性がクラスにより距離の差が大きくなりすぎないよう配慮しているのではないか、ということでした。

一方で66歳未満の女性は、長いレギュラーティーでプレーすることになります。女子会員でベテランのシングルプレーヤーの方がレディースティー、年齢は若いが普段がBクラスハンデの女性は長いレギュラーティーと、なかなか66歳未満の女性に厳しい設定です。

女性の会員さんによっては、この「年令別」の距離設定が大変すぎるため、「年令別」の月例への参加を避けている方もいらっしゃるそうです。

「年令別」「ABクラス別」がおよそ半分ずつ

いただいた手帳にある年間競技スケジュールによると、

1月、3月、5月、10月、12月が年令別

2月、4月、6月、7月、8月、9月、11月がABクラス別

ということとなっていました。

アマチュアのゴルフ競技は予選〜本戦が春から秋に開催されるようですので、それに合わせて6ー9月は続けてクラス別となっているのでしょうか。(真剣にゴルフする期間?)

月例競技の流れ

一般的な月例競技の当日の流れです。他コースの月例でも全く同じ流れでした。

スタート前の集合

スタート時間の15分程度前に、ティーグラウンドの前に設けられるテントやデスクに集合します。競技委員の方により、

  • 整列して競技者の確認
  • 競技用スコアカード配布
  • マーカーの確認
  • ボールの確認

が行われます。

ハンディキャップの少ない順に整列します。ここにいない場合は失格になることもあります。

競技用スコアカードは、通常のスコアカードとは別に、提出用にマーカーとなる人のスコアを記入するものです。

マーカーというのは、競技ゴルフで参加者のスコアを記録する人のことですが、

参加者AーDさんの4名がいる場合、AさんのマーカーをBさんが、BさんのマーカーをCさんが、CさんのマーカーをDさんが、DさんのマーカーをAさんが行うといった感じです。

ボールの確認では、プレー中に間違いや不正のないよう「タイトリストの1番です」のように各自が使うボールのメーカーと番号を確認します。タイトリストなどメジャーなメーカーのボールだと利用者が被る場合が多いため、「ProV1です」「星マーク入りです」のように他の人との違いが分かるように確認をします。

月例ラウンドの開始

ラウンドは通常通りに進行します。

最初の打順はハンディキャップ順なので、スタートホールにある棒(名称???)やジャンケンで順番を決める必要はありません。

普通のラウンドとの違いは、正式なゴルフのルールに則りプレーすることです。

緩いラウンドとの大きな違いとしては、

  • 6インチ無しのノータッチ。ボールがディボットに入ってしまっても、6インチ以内にずらすことはできません。
  • パターはOK無し。完全ホールアウトです。
  • スロープレーはペナルティ。組全体についてしまうケースもあり。
  • 同伴競技者からのアドバイスはペナルティ

などなど、、。ゴルフの正式なルールと、コース独自のローカルルールを覚える必要があります。

お昼休みは普通に組で取ります。アルコールについては人により飲んでる人もいるようです。

休憩時間の注意事項としては、後半スタート前の時間にパター練習をするのは問題ないですが、練習器具などを使った行為(バット素振りなど)はペナルティ(2打罰)や失格になります。

アテスト、スコアカード提出

ホールアウトしたら、アテスト会場(大抵、マスター室近くやクラブハウス内に場所を設けている)で、競技用スコアカードの数字を確認して、自分のスコアを提出します。

  • マーカーとなっている相手のスコアを、同伴者間で確認
  • マーカー署名欄にサインする
  • スコアカードを相手に渡す
  • 記入項目を埋める(利用ティー、生年月日、ネットスコアなど)
  • プレーヤーサイン欄に自身のサインをする
  • アテスト用ボックスに提出する
  • 競技委員がスコアカードに不備がないかを確認する
  • 確認が終わったら終了

署名を忘れて失格になってしまうのは良くある失敗です。

慣れると何か1つを忘れてしまうため、しっかり確認して提出が必要です。

月例の表彰式

ラウンド終了後に、同日に表彰式が行われます。

普通は全員参加必須ではないため、入賞しそうな場合のみ月例が終わるのを待って、参加する人が多いと思います。一緒に来た人が入賞しそうな場合には残ったりします。

表彰式では、順位発表、参加賞、トロフィーをもらい、入賞者の写真撮影などを行います。

表彰式の参加者を増やすためか、飛び賞を設けて、飛び賞に該当する人がその場にいない場合には、表彰式に参加している一番順位が近い人に賞品をあげるようなコースも過去にありました。

月例参加費としてラウンド毎に2,000円も払っているため、入賞したいものです。

競技ゴルフのメリットとホームコース月例の実際の雰囲気

競技ゴルフのメリット

まずは一般的な競技ゴルフのメリットです。

上達しようと努力する

普段の仲間内とのゴルフでたまにありますが、「木の根元で打ちづらすぎるから(クラブに傷がつくから等)、ずらして良いよ」みたいなオマケは、当たり前ですがありません

また、パターも3パット以上もすると、残りが少し長めでも「下からだからOK」「進行遅れてるからOK」というケースもありますが、競技となるとOKパットなどなく、進行が遅れたら自身(または組)にペナルティがつくだけです。

このため、危ない場所には打たないようにする、パターは3パット以上しないようにする、乗せられる時は確実に乗せる、などをしようと必死になります。

スコアをまとめる意識になる

新ペリアのコンペであれば、少しくらい大叩きしても「ハンデがハマるかも」と自分を慰めることが多いですが、通常のハンデの形式なので、大叩きするとハンデの余裕がなくなるだけです。

一発のナイスショットを求めてバーディーを狙うのではなく、確実にハンデ以内でラウンドしようとする意識に変わります。

損しないために、正式なゴルフルールを覚える

カート道にボールが止まってしまった時の、ちゃんとしたボールのずらし方、ペナルティエリアに入ったときに次にどこから打てるかなどのルールをしっかり覚える必要があります。

結果的にルールを知っていることにより、救済できる選択肢を自分で選べるので、自分自身が得をすることになります。

ルールの知識が無く先日やってしまった大失敗がありました。ペナルティエリア内のボールを打つ時も、2019年のルール変更でソールできるようになったため、素振りしても問題ありません。

しかしその変更をしっかり覚えていなかったため、水の無い池で、バンカー内のようにソールしないで打とうとチャレンジした結果、2回も空振りをしてしまいました。

ルールの知識が無く損をした典型例でした。

 

ホームコース月例競技の実際のところ(コースにより全然違う)

これはコースの雰囲気や同伴者により大きく異なると思いますが、私のホームコースの月例では、上述のような雰囲気はありませんでした。

以前に別のコースで月例に参加していた時は、もっと緊張感があっていわゆる競技ゴルフの印象だったため、これはコースにより全く違うんだなと思いました。

緊張感はそれほどでもない

キャディさんもメンバーも仲良しで和気あいあいの雰囲気。競争心むき出しのような感じは皆無。

ゴルフルールは教えてくれる

ボールがカート道など打てない場所で止まってしまった場合の処置の仕方など、覚えていないと分かりづらいことは、親切に教えてくれる人が多いです。

上手い人と回れるかどうかは自分次第

月例の組み合わせやスタート時間は、申込み表の都合の良い時間に自身で名前を書いていく形式のため、大抵仲間うちで回ることになります。

このため自分から上手な人の組に入ったり、知り合いを増やして一緒に回るようお願いしないといけません。

まとめ

今回はホームコースでの月例の流れや違いをまとめてみました。

今後は「クラス別」の月例や研修会、その他クラブイベントである「理事長杯」「レディース杯」に参加予定です。

またホームコースでの体験を書いていこうと思います。

ここまでお読みくださり、どうもありがとうございました。

 

初めて会員権を購入した記録です。初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。

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