皮膚の再生医療を受けているため、体験談を書いています!
一連のプロセスと私の診察日程はこちらです。
- カウンセリングで訪問 4月18日
- 血液検査のための血液採取 4月24日
- 保管・培養する細胞を採取 5月6日
- 1回目の移植 6月24日
- 2回目の移植 7月17日
- アフターケアの診察
今回は、血液検査と細胞採取までの体験談です。
前回までの、カウンセリングを受けてクリニック契約を決定するまでの流れはこちらをご覧ください。
高額な投資なので、大手の2つのクリニックのカウンセリングを比較して決めました。
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料金をしっかり調べて比較した記事はこちらです。
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Rクリニック肌の再生医療体験 血液検査と検査項目
4月24日に血液検査でクリニックを訪問しました。
血液検査の検査項目は、以下の通りとのことで、万が一陽性となったら治療は受けられない、と言うことだそうです。
HBV(B型肝炎)
HCV(C型肝炎)
HIV(エイズ)
HTLV-1(成人T細胞白血病)
パルボウィルスB19
万が一陽性となったらクリニックから連絡が行きますが、特に問題ない場合は次回の皮膚採取で訪問した際に検査結果を渡される程度とのこと。
このため、多くの人の場合は問題なくクリアできると思います。
さて、血液検査後はその場で次の皮膚採取のための日程予約です。
私の希望としては、この先のプロセスは移植日は皮膚採取の最速5週間後ということなので、移植が予約できる日の5週間前丁度に皮膚採取をしたいと思っていました。
なぜなら皮膚採取をした日から、細胞保管料金の発生が始まるためです。
しかし、「移植日の予約は皮膚採取が完了した後じゃないとできない」と言われたため、残念ながら計画的な予約はできませんでした。
1日でも早く移植をしたかったため、皮膚採取日も最速で予約が可能な約10日後の5月6日としました。
Rクリニック肌の再生医療体験 培養のための血液と皮膚採取
ゴールデンウィーク終盤の5月6日の休日、皮膚採取を行いました。
採取した皮膚細胞の培養には、血液を利用するとのことで、皮膚採取前に140ccの血液を採りました。
献血は一般に200ccか400ccなので、結構な量を取るなと思いました。
血液を採取した後は皮膚の採取です。
左右のどちらの耳から採取するかを聞かれて決めます。
「寝返りを打つのと逆の耳の方が良いかも」と言われたため、私は右耳側からの採取としました。
歯医者さんのようなリクライニングの診察台に座って、右耳を持ち上げます。
まずは麻酔注射。
右の耳の裏の付け根の、耳たぶの少し上あたりが採取場所ということで、ここに注射です。
こんなところに注射したことないので、それなりにチクっとして一瞬痛かったです。
そこから3分程度麻酔が効くのを待ってから、細胞の採取です。
説明によると、1cm×5mm程度皮膚を切り取るとのこと。
切り取る作業は何かされている感覚もなく、1分程度?でサクッと終わりました。ここでは痛みは全く無しです。
終了後は、医療用テープが直接貼られて、その上から1週間程度、1日2回朝晩にワセリンを塗るように言われました。
医療用テープは、シャンプーなどで外れてしまったらそのままでも問題ないとのことでした。
皮膚採取後も特に痛み等が気になることはありませんでした。
Rクリニック肌の再生医療体験 いよいよ移植日の予約とキャンセル料の注意点
皮膚採取が終わると、やっと移植日を予約できます。
細胞の培養に5週間かかるので最速5週間後ですが、こちらのクリニックは混雑しているとのことで、私が予約できたのは7週間後でした。
細胞採取が5月6日で、1回目の移植日が6月24日です。
まぁ最速日より2週間遅れなので、そこまで待たされた感じはありませんでした。
合わせて2回目も予約することとなり、2回目は1回目の後の2-4週間後を薦められます。
当初は4週間後しか空いておらずちょっと離れすぎていないかを懸念しましたが、その後キャンセルが出たそうで、2回目は1回目の3週間後の7月17日になりました。
ここでの注意点は、移植予約日の変更やキャンセルを行うと、細胞抽出と培養の進捗に応じた高額なキャンセル料が発生します!
契約書には以下のようにポリシーが書かれています。
お預かりした「皮膚」から細胞を抽出します(細胞抽出)。抽出された細胞は細胞培養を経て、特定細胞加工物(治療用に用いられる真皮線維芽細胞)となります。返金額は各工程の進捗状況により決定いたします。
皮膚から細胞を抽出して、それを培養するプロセスがあるので、その進み具合に応じたキャンセル料を取ると言うことのようです。
実際のポリシーは以下の通りの表でキャンセル料の割合が示されています。
計算は状況に応じて行われるそうですが、実際のところは、1回の移植料金は税抜480,000円、そこから10%の割引が効いて432,000円、税金43,000円を足して475,000円なので、14日を切ってしまうと23万円は戻ってこないということになります・・・。
このキャンセル料は絶対に払えないので、移植日は確実に来れる日に設定しないといけないですね・・。
私は2回とも休日を選択したのでキャンセル料を支払うことにはならずに済みそうです。
次回はいよいよ移植です。とても楽しみです!