こんにちは、ミライです。
仕事に、大学院(MBA)の勉強に、そしてゴルフにと走り回っている毎日です。
さて、ゴルファーなら誰もが憧れる最強のゴルフウォッチ、Garmin Approach S70。
評判が良いのは知っているけれど、価格は約10万円(42mmモデル)。正直、ゴルフの距離計にこの金額を出すのは勇気がいりますよね。「S62やS42でも十分じゃない?」と迷っている方も多いはずです。
私もかなり悩みましたが、思い切って購入しました。
ITコンサルタントとしての視点、そしてイチ女性ゴルファーとしての視点で使い倒してみた結論をお伝えします。
結論から言うと、「画面の美しさ(有機EL)」と「普段使いの快適さ」だけで、S62からの買い替え価値は十分にあります。これは単なる距離計ではなく、日々のパフォーマンスを管理するパートナーでした。
今回は、実際にS70(42mmモデル)を購入し、ゴルフ場での使い勝手から、仕事・勉強中の体調管理まで、徹底的にレビューします。
Garmin Approach S70 と S62/S42 の決定的違い【スペック比較】
まず、一番気になる「旧モデルとの違い」を整理します。
ここがクリアにならないと、10万円の投資判断はできませんよね。
IT視点で見る「有機ELディスプレイ」の衝撃
S70最大の進化は、何と言ってもディスプレイです。これまでの「MIP液晶(反射型)」から、スマホと同じ「AMOLED(有機EL)」になりました。
実際にコースで使ってみて驚いたのは、「直射日光下での圧倒的な見やすさ」です。
これまでの機種は、日陰や曇りの日は見やすいものの、真夏の逆光などでは少し目を凝らす必要がありました。しかしS70は、まるでスマホ画面がそのまま腕にあるような鮮明さ。
私たち世代にとって、「文字がくっきり見える」「コースマップの細部までパッと認識できる」ことは、プレーのストレスを減らす上で非常に重要なスペックです。また、地図の拡大縮小もスマホ並みにヌルヌル動きます(中のプロセッサ性能が格段に上がっている証拠です)。
私がS62ではなくS70を選んだ理由(比較表)
| 機能 | S70 (42mm) | S62 | S42 |
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 有機EL (超綺麗) | MIP液晶 | MIP液晶 |
| 操作感 | スマホ並みにヌルヌル | 普通 | ボタン操作メイン |
| Suica | 対応 | 対応 | 非対応 |
| 高低差情報 | 気圧高度計 (精度高) | 気圧高度計 | GPSのみ |
| バーチャルキャディ | 進化版 | 〇 | × |
| 重量 | 44g (軽い!) | 61g | 43g |
| 価格(目安) | 約99,800円 | 約6-8万円 | 約3-4万円 |
S42は軽量で魅力的ですが、Suicaや高低差の精度、そして何より「バーチャルキャディ」機能がないため、本格的にスコアアップを目指すなら選択肢から外れました。S62と迷いましたが、後述する「サイズ感」が決めてとなり、S70を選びました。
42mm vs 47mm どっちを買う?女性のサイズ感検証
S70には、男性向けの「47mm」と、一回り小さい「42mm」の2サイズがあります。
私は迷わず42mm(White)を選びました。
42mmモデルは女性の腕にジャストフィット
47mmは画面が大きくて見やすいのですが、女性の手首にはどうしても「時計に着られている感」が出てしまいます。
その点、42mmはジャストサイズ。Yシャツの袖口にもなんとか収まるサイズ感です。
そして何より「軽い」!
重さはわずか44g。S62(61g)と比較すると、数字以上の軽さを感じます。18ホール回ってスイングし続けても、手首の重さが気になることは全くありませんでした。
男性でも「42mm」という選択肢はアリか?
手首が細めの男性や、普段使いでゴツゴツしたくない人には42mmも強くおすすめします。
ただし、バッテリー持ちを最優先するなら47mmを選びましょう(47mmは最大16日、42mmは最大10日です)。とはいえ、42mmでも1週間以上充電不要なので、実用上は全く問題ありません。
「ゴルフ以外」で元を取る!S70の普段使い機能レビュー
10万円の時計をゴルフの時だけ使うのは、ROI(投資対効果)が悪すぎますよね。
S70は「スマートウォッチ」としても超優秀です。私が活用している機能を紹介します。
Suica対応でコンビニも改札も手ぶら決済
ランニング中の水分補給や、電車での移動時、スマホを出さずに手首だけで決済完了。これに慣れると戻れません。
仕事と勉強のパフォーマンスを管理する「Body Battery」
MBAの課題や仕事で忙しい日々を送る私にとって、実は一番役立っているのがこの機能。
自分の体力を「HP残量(0-100)」で可視化してくれます。
- 「今日はBody Batteryが残り20しかないから、無理せず早めに寝よう」
- 「よく眠れたから90まで回復してる!今日は難しい課題に取り組もう」
といった具合に、客観的なデータに基づいて自分の体調管理ができるようになりました。これはまさに、ビジネスパーソンのための機能です。
通知機能とビジネス対応のデザイン
LINEやメールの通知も、高精細な画面のおかげで非常に読みやすいです。
また、ウォッチフェイス(文字盤)のデザインが洗練されているので、オフィスで浮かないのも嬉しいポイント。安っぽいスポーツウォッチとは一線を画す高級感があります。
ここが惜しい!S70のデメリットと注意点
良いことばかりではなく、気になる点も正直にお伝えします。
- 充電ケーブルがType-Cに変更
これまでのGarmin独自の充電ケーブル(USB-Aタイプ)が使えなくなりました。アダプタ側の口がType-Cになっています。古いケーブルを流用したい場合は変換アダプタが必要です。 - 価格
やはり約10万円は高いです。ただ、Apple Watchと高性能ゴルフナビを2個持ちすることを考えれば、機能集約されている分、合理的とも言えます。
お得に買い替える裏技:古いGarminは「メルカリ」で高く売れる
「欲しいけど予算が…」という方へ。
もし今、古いGarminや他社の距離計をお持ちなら、それを売却して購入資金に充てるのがおすすめです。
実はGarmin製品は、リセールバリュー(再販価格)が非常に高いのが特徴です。
数年使ったS62やS40でも、驚くような高値で取引されています。「箱なし」「傷あり」でも意外と売れます。
まずは自分の持っているモデルがいくらで売れているか、相場をチェックしてみてください。実質半額以下でS70が手に入るかもしれませんよ。
まとめ:S70はスコアアップと健康への「投資」である
Garmin Approach S70は、単なる距離測定器ではありません。
- ゴルフ: 正確な距離とコースマネジメントでスコアアップを支援
- 日常: 睡眠・健康管理で仕事のパフォーマンス向上を支援
この2つが叶うなら、決して高い買い物ではないと私は感じています。
迷っているなら、思い切って買い替えて、快適なゴルフライフと健康管理を手に入れませんか?
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