ショットナビPRECISレビュー|STEADY・PRECIS LM・SL miniと比較【2026年9月更新】

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2026年9月26日更新:上位版「PRECIS LM」(2026年8月発売)を比較に加え、STEADYの倍率・精度・価格とSL miniの仕様を公式情報で埋めました。STEADYとSL miniにも競技モードがあることを確認したため、「競技に出るならPRECIS」としていた選び方を直しています。価格は2026年9月26日時点の公式価格です。

本稿はメーカーの公式仕様で比較しており、筆者による実機の計測比較は行っていません。

「距離計を買い替えたいが、上位機は価格差に見合うのか」「予算3〜5万円でどれを選べばいいか分からない」——距離計の買い替え・新規購入を検討する予算重視〜中位価格帯層に向けた記事です。結論から言うと、2026年3月下旬発売のショットナビPRECIS[1]は、同社レーザー距離計として初めて7倍レンズを搭載したモデルで[1][3]、価格は公式オンラインショップで33,000円(税込)[6]です。同じショットナビのSTEADY(24,970円・6倍・誤差±1m)より8,030円高く、メーカーは3〜50mの近距離で誤差±20cmと公表しています[1][5][6]。近距離の精度を上げたいが、5万円近くは出したくない人に向く一台です。練習でヘッドスピードも測りたいなら上位版のPRECIS LM(49,940円)[6][7]、小型とコース図の表示を優先するならボイスキャディSL mini(48,400円)[4]が候補になります。

スペック比較:PRECISとショットナビSTEADY・SL miniの違い

距離計を価格帯で並べたとき、PRECISがどこに位置するかを整理します。

ショットナビPRECISのキービジュアル。ブラック・ホワイト2色の本体と赤緑OLEDファインダー表示のイメージ
ショットナビ PRECIS(画像:ショットナビ/@Press)
項目PRECIS(ショットナビ)STEADY(ショットナビ)SL mini(ボイスキャディ)
方式レーザー式レーザー式レーザー式(外部OLEDディスプレイ付き。コース図・グリーン傾斜の表示は一部アプリ連携)[4]
価格(税込・2026年9月26日時点)33,000円[6]24,970円[6]48,400円[4]
倍率7倍(ショットナビ史上初)[1][3]6倍[5]6倍[4]
測定誤差±20cm(3〜50mの場合)[1][2]±1m[5]±1ヤード(約91cm)[4]
測定範囲3.3〜2,000ヤード[2]3.2〜1,421ヤード[5]5〜800ヤード[4]
計測速度0.01秒[2]—0.1秒[4]
重量123g[2]116g[5]約130g[4]
防水性能IPX4相当[2]IPX4相当[5]—
ディスプレイOLEDファインダー[2]2色OLED[5]黒赤2色表示+外部OLEDディスプレイ[4]
競技モード(高低差OFF切替)搭載、OFF時は本体LEDが緑点灯[2]搭載、OFF時は本体LEDが緑点灯[5]トーナメントモード搭載[4]
バッテリー充電式、フル充電で約27,000回計測[2]充電式リチウムポリマー[5]USB充電式リチウム電池[4]

「—」は本稿で公式の記載を確認できなかった項目です。

数字で見ると、PRECISは倍率7倍で、STEADYとSL miniの6倍を上回ります[1][4][5]。誤差について、メーカーは3〜50mの近距離でSTEADYの±1mより小さい±20cmと公表しています[1][5]。それより遠い距離での誤差は公表されていません。STEADYとの価格差は8,030円で、この差で倍率と近距離の精度を上げる、というのがPRECISの立ち位置です。一方で競技モードは3機種とも備えているので、ここは選ぶ理由になりません[2][4][5]。

価格を優先してSTEADYにする場合は、次から購入できます。6倍・誤差±1m・競技モード付きで、24,970円です[5][6]。

価格と測定誤差の散布図。STEADYは24,970円で誤差±1m、PRECISは33,000円で誤差±20cm(3〜50mの場合)、PRECIS LMは49,940円で誤差±20cm(3〜50mの場合)、SL miniは48,400円で誤差±1ヤード
価格と測定誤差(メーカー公表値。PRECIS・PRECIS LMの±20cmは3〜50mの場合)
ショットナビPRECIS(ブラック)本体。7×18-OLED刻印の対物レンズと側面の緑色LEDライン
PRECIS ブラック(画像:ショットナビ/@Press)
距離計

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PRECIS固有の特徴:7倍レンズと0.01秒計測

PRECIS最大の特徴は、ショットナビのレーザー距離計として初めて採用された7倍レンズです[1][3]。倍率向上で遠くのピンが大きく見えて狙いを定めやすくなります。誤差は3〜50mの場合で±20cmで、メーカーは自社の従来品より精度が80%向上したとしています[1]。あわせて0.01秒の高速計測(発売時のプレスリリースでは0.02秒表記でしたが[1]、本記事は公式製品ページの現行表記に従います[2])、ピンサーチ・3点間距離計測・3D計測モードを備え、直線距離・高低差距離・高低差量を同時に表示します[1][2][3]。

6倍レンズと7倍レンズの見え方の比較。7倍のほうがピンが大きく見える
6倍レンズと7倍レンズの見え方の比較(画像:ショットナビ/@Press)

競技モードも搭載しています。高低差機能をOFFにでき、OFF時は本体側面のLEDが緑色に点灯して確認できます[2]。競技会では高低差表示をONのまま使えないので、月例杯やクラブ競技に出るなら必要な機能です。ただし同じ仕組みはSTEADYにもあり[5]、SL miniもトーナメントモードを備えています[4]。競技対応は3機種の共通機能として考えてください。

ショットナビPRECIS(ホワイト)本体。正面斜めから見たレンズ部と上面のMODE・計測ボタン
PRECIS ホワイト(画像:ショットナビ/@Press)

発売後の動き:上位版「PRECIS LM」が8月に登場

PRECISの発売から約4か月後、ショットナビはレーザー距離計測とスイング計測を1台にまとめた「PRECIS LM」を2026年8月上旬に発売しました[7]。価格は49,940円(税込)です[6][7]。

PRECIS LMの本体とクラブ認識タグ、スマホアプリのスイングデータ画面。距離もスイングもこの一台で計測
PRECIS LM(画像:ショットナビ/@Press)
項目PRECISPRECIS LM
価格(税込)33,000円[6]49,940円[6][7]
倍率・誤差7倍・±20cm(3〜50mの場合)[1]7倍・±20cm(3〜50mの場合)[7]
測定範囲(レーザー)3.3〜2,000ヤード[2]3.3〜2,000ヤード[7]
重量123g[2]132g[7]
スイング計測なしヘッドスピード・ボールスピード・ミート率・キャリー・トータル飛距離(アプリ「3DX」とBluetooth連携)[7]

距離計としての倍率・誤差・測定範囲は同じで、差は16,940円ぶんのスイング計測機能と9gの重さです[2][6][7]。すでにヘッドスピード計測器を持っている人、練習場でデータを取る習慣がない人は、PRECISで足ります。これから距離計とスイング計測器を両方そろえるつもりなら、PRECIS LMのほうが1台で済みます。

距離計

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なお、発売から半年たった2026年9月時点でも、PRECISの実打レビューや第三者による精度検証はほとんど見当たりません。

処方マトリクス:予算・用途別のおすすめ

ニーズ・条件推奨モデル理由
予算3万円台で7倍レンズと近距離の精度が欲しいPRECIS33,000円で7倍レンズ・誤差±20cm(3〜50mの場合)・0.01秒計測[1][2][6]
とにかく価格を抑えたい・初めての距離計STEADY24,970円で6倍・誤差±1m・競技モードまでそろう[5][6]
練習でヘッドスピードや飛距離も測りたいPRECIS LM距離計の性能はPRECISと同じで、スイング計測が付く[7]
月例杯・クラブ競技に頻繁に出る3機種どれでもSTEADY・PRECIS・SL miniとも競技モードを搭載[2][4][5]。予算と精度で選ぶ
小型・コース図やグリーン傾斜の表示を重視(予算5万円前後)SL mini約130gのカードサイズで、外部OLEDディスプレイにコースビュー・グリーンビューを表示[4]
距離計の選び方。価格を抑えたい初めての1台はSTEADY(24,970円・6倍・誤差±1m)、3万円台で倍率と近距離の精度も欲しいならPRECIS(33,000円・7倍・誤差±20cm、3〜50mの場合)、練習でヘッドスピードも測りたいならPRECIS LM(49,940円・7倍・誤差±20cm、3〜50mの場合)、小型とコース図の表示を重視するならSL mini(48,400円・6倍・誤差±1ヤード)。競技モードはSTEADY・PRECIS・SL miniの3機種とも搭載

まとめ:PRECISは「STEADYより近距離の精度を上げたい人」の一台

PRECISは、STEADYから8,030円上乗せして、倍率を6倍から7倍にし、3〜50mの近距離で誤差±20cmというメーカー公表値を得る選択肢です[1][5][6]。それより遠い距離の精度は公表されていません。競技モードは下位のSTEADYにもあるので、競技対応だけを理由に選ぶ必要はありません。スイング計測も欲しいならPRECIS LM、小型とコース図の表示を優先するならSL miniが候補です。実打レビューや第三者の精度検証はまだ少ないため、本稿の比較はメーカーの公表値にもとづくものとして読んでください。

本稿で取り上げたモデルの取り扱いは次のとおり。

よくある質問(FAQ)

Q1. PRECISのスロープ(高低差)機能は競技で使えますか?
A. PRECISは高低差機能をOFFに切り替えられる競技モードを搭載し、OFF時は本体側面のLEDが緑色に点灯して確認できます[2]。ただし大会規定は主催者・団体で異なるため、実際に競技で使う前に、主催者や所属クラブへ確かめておくと確実です。

Q2. PRECISとSL miniはどちらを選ぶべきですか?
A. 倍率はPRECISが7倍、SL miniが6倍です。誤差はPRECISが±20cm(3〜50mの場合)、SL miniが±1ヤードと公表されています[1][4]。価格はPRECISが15,400円安くなります[4][6]。SL miniは約130gのカードサイズと、外部ディスプレイでコース図・グリーン傾斜を見られる点に強みがあります[4]。倍率と価格ならPRECIS、携帯性とコース図の表示ならSL miniです。

Q3. STEADYではなくPRECISを選ぶ決め手は何ですか?
A. 倍率と近距離の精度です。STEADYは6倍・誤差±1m、PRECISは7倍・誤差±20cm(3〜50mの場合)で、価格差は8,030円です[1][5][6]。競技モードはどちらにもあるので決め手になりません。

Q4. PRECISとPRECIS LMの違いは何ですか?
A. 距離計としての倍率・誤差・測定範囲は同じで、PRECIS LMにはアプリ連携のスイング計測(ヘッドスピード・ボールスピード・ミート率・飛距離)が付きます。価格差は16,940円です[2][6][7]。


出典:

[1] ATPRESS「Shot Naviより、ゴルフ用レーザー距離計測器に新モデル登場! 7倍の高倍率レンズを搭載した『PRECIS』を3月下旬に発売」(atpress.ne.jp) https://www.atpress.ne.jp/news/581715
[2] Shot Navi公式サイト PRECIS商品ページ(shotnavi.jp) https://shotnavi.jp/laser/precis/
[3] スポーツナビ「【遠くのピンが見やすい】7倍レンズで狙いやすさアップ!ショットナビの新レーザー距離計『PRECIS』に注目」(sports.yahoo.co.jp) https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/2026040300001-spnavido
[4] VoiceCaddie公式 Yahoo!店「ボイスキャディ SL mini ゴルフ レーザー距離計」商品ページ(store.shopping.yahoo.co.jp) https://store.shopping.yahoo.co.jp/voicecaddiejapan/vc-laser.html
[5] Shot Navi公式サイト STEADY商品ページ(shotnavi.jp) https://shotnavi.jp/laser/steady/
[6] ショットナビ公式オンラインショップ レーザー距離計一覧(online-shop.shotnavi.jp、2026年9月26日確認) https://online-shop.shotnavi.jp/view/category/laser_rangefinder
[7] ATPRESS「ゴルフ距離計測器“Shot Navi”からレーザー距離計測とスイング計測を1台で実現した『PRECIS LM』を発売」(2026年7月31日、atpress.ne.jp) https://www.atpress.ne.jp/news/619045