HUAWEI WATCH GT 7 Proはゴルフに使える?GT 7・HONMAモデル・ガーミンS72との違い

ファーウェイの「HUAWEI WATCH GT 7 Pro」が2026年10月29日に発売される。市場想定価格は54,780円で、ゴルフ機能に「高低差補正距離」が加わった[1]。発表会では「最上位モデルの特権」だった機能と説明されたが[1]、高低差補正は本間ゴルフとのコラボモデル「HONMA×HUAWEI WATCH GT 6 Pro」がすでに持っていた[5]。ファーウェイの通常モデルに入ったのは、GT 7 Proが初めてになる。同じ日には下位の「GT 7」と、コラボモデルの後継「GT 6 Pro NEW」も発売される[1][2]。ゴルフ専用のガーミン「Approach S72」は128,000円で、4機種の価格には8万円以上の開きがある[1][2][4]。

緑のベルトと緑のベゼルのスマートウォッチ。画面にはPar3のホールの地図と、199・189・178の3つの距離の数字が大きく表示されている
GT 7 Proのゴルフ画面。ホールの地図の横に、距離の数字が3つ並ぶ(画像:ファーウェイ・ジャパン公式サイトより)

GT 7 Proとは?スペックと3機種との比較

GT 7 Proは、チタン合金のケースとサファイアガラスの画面を持つファーウェイのスマートウォッチの上位モデルで、ゴルフ機能を強化した[1][2]。

黒いケースと黒いバンドのGT 7 Pro。画面に大きく10:08の時刻と、赤い帯の上にDistance 46.60の表示がある
ブラックのモデル。カラーはイエロー、グリーン、ブラックの3色(画像:ファーウェイ・ジャパン公式サイトより)

画面は1.47インチの有機EL、重さは約55.5g、本体は約45.6×45.6×11.25mmだ[2]。バッテリーは通常使用で最大約21日、ヘビーユースで約12日もつ[1][2]。カラーはイエロー、グリーン、ブラックの3色[1]。

モデル発売価格(税込)重さゴルフ機能のおもな違い
HUAWEI WATCH GT 7 Pro2026年10月29日[1]54,780円(市場想定)[1]約55.5g[2]世界のコースに対応。高低差補正・ピン位置の手動調整・ショット飛距離の表示[1][2]
HUAWEI WATCH GT 7(46mm)2026年10月29日[2]41,580円〜(市場想定)[2]約51.3g[2]国内のコースのみ。高低差補正・ショット飛距離などの新機能はなし[2]
HONMA×HUAWEI WATCH GT 6 Pro NEW2026年10月29日[1]62,480円(市場想定)[1]—当日のピン位置を自動で反映(国内700コース以上)[1]。高低差補正・一打前の飛距離・クラブ選択の提案は従来のHONMAモデルから引き継ぐ[5][6]
ガーミン Approach S72(47mm)2026年10月22日[4]128,000円[4]48g[4]ゴルフ専用。スイング指標・心拍の記録、グリーンリーディング(有料サブスクリプションが必要)[4]

※「—」は本稿で確認していない項目。価格は発表時の市場想定価格・メーカー価格。GT 7はカラーによって44,880円[2]。

GT 7 Proは54,780円で、ガーミンS72の半分以下
距離計

距離計とカメラを1台で済ませたい。ラウンドの記録を残したいけれど、プレー中にスマホを出すのは気が引ける。そんな人に向けて、キヤノンのゴルフ用レーザー距離計「PowerShot GOLF」を、主要なレーザー距離計4機種と仕様・価格・評判で比[…]

GT 7 Proのゴルフ機能は?新しく加わった4つ

GT 7 Proで新しく加わったのは、高低差補正距離、ピン位置の手動調整、グリーンビューの自動回転、直前のショット飛距離の表示の4つだ[1]。

ゴルフのニュースによると、コースマップは世界1万7000以上、国内では99%以上のゴルフ場に対応する[1]。コースの地図上で好きな地点を指定して距離を測れる「3点間距離計測」もある[1]。

円形の画面に、木やバンカーのあるPar4のホールの地図が表示され、右側に317・302・288の距離の数字が並んでいる
Par4のホールの地図。50・100・150・200の目安の線と距離の数字が表示される(画像:ファーウェイ・ジャパン公式サイトより)

1つ目の高低差補正距離は、打ち上げや打ち下ろしのホールで、高低差を考えた距離を表示する機能だ[1]。ただし、ゴルフ規則(規則4.3)では、ラウンド中に高低差を測ることは認められていない[8]。高低差の機能を切っておけば距離の計測には使えるので、競技に出る人は補正の表示を切って使うことになる[8]。2つ目のピン位置の手動調整は、その日の実際のピン位置に合わせて設定し、グリーンの中央ではなくピンまでの距離を確かめられる[1]。

円形の画面にグリーンを拡大した図。中央付近にピンの旗があり、103の大きな数字と、上に133、下に87の数字がある
グリーンの拡大画面。ピンの旗と、103・133・87の距離の数字が表示される(画像:ファーウェイ・ジャパン公式サイトより)

3つ目のグリーンビューは、グリーンの形や傾斜を表示し、立っている位置に合わせて自動で回転する[1]。どの方向からグリーンを狙うのかを画面で把握できるという[1]。4つ目はGPSを使って直前のショットの飛距離を表示する機能で、発表会では見失ったボールを探すのにも役立つと紹介された[1]。

円形の画面に、赤から青への色分けでグリーンの高い所と低い所を示した図。上部にGreen slope、左に風向きの矢印と2.0 m/s、下に108の数字がある
グリーンの傾斜を色分けで示す画面。風向きと風速も表示されている(画像:ファーウェイ・ジャパン公式サイトより)
距離計

本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます 距離計を初めて買う人、あるいは今の機種の視認性やロックオンの遅さに物足りなさを感じ「結局どれを選べばいいのか」迷っている人に向けて書く。2026年4月24日発売のブッシュネル「ピンシーカー ツ[…]

練習にも使える?Golfboyとの連携

GT 7 Proは、iPhone向けのゴルフ練習アプリ「Golfboy」と連携し、アプリで測った飛距離やボールスピード、パットの距離や初速をウォッチの画面に表示できる[1]。Golfboyは、iPhoneのカメラでショットを計測するアプリだ[1]。

発表会では、ショットの感覚が残っているうちに数字を確かめられ、スマートフォンを何度も見なくても練習できる点が紹介された[1]。GT 7 Proの購入者は、Golfboyの有料サブスクリプションを3か月間無料で使えるキャンペーンがある[1]。

ゴルフ以外では、心電図の測定、睡眠や心拍のデータから回復の状態をスコアにする「からだステータス」、スキー・スノーボードの記録などにも対応する[1]。

距離計

本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。 予算重視でゴルフ距離計を探している初心者〜アベレージゴルファー向けの記事です。「レーザー距離計は欲しいが、ブッシュネルやボイスキャディの5万円超えには手が出ない」「とにかく安く、最低限の精度[…]

評判は?発表会で分かったことと注意点

記事執筆時点(2026年10月28日)は発売前日で、購入者のレビューや第三者の計測データはまだ出ていない。確認できるのは、発表会での説明と各メディアの報道だ。

イエローのバンドのGT 7 Pro。銀色のケースに黒いベゼル、画面に大きく10:08の時刻とMax slope 30°の表示がある
イエローのモデル。ケースはチタン合金(画像:ファーウェイ・ジャパン公式サイトより)

注意したいのは、下位のGT 7との差だ。Impress Watchによると、GT 7のゴルフ機能は国内のゴルフ場のみに対応し、GT 7 Proにある高低差補正、ショット飛距離の記録、グリーンの自動回転、カップ位置の変更には対応しない[2]。海外でプレーする人や、打ち上げ・打ち下ろしの多いコースを回る人は、価格差を払ってもProを選ぶ意味がある。

もう1つは、HONMAコラボモデルとの関係だ。高低差補正はGT 6 ProのHONMAモデルがすでに備えていて、後継のGT 6 Pro NEWも従来のゴルフ機能をそのまま引き継ぐ[5][6]。高低差補正だけで比べるなら、GT 7 ProとGT 6 Pro NEWの違いは、価格の7,700円差と、当日のピン位置を自動で取るLivePinの有無になる[1][6]。

最後は、ガーミンとの違いだ。Approach S72はハンドスピードやトップの位置などのスイング指標と、ラウンド中の心拍数を記録できるゴルフ専用のモデルで、風向きや高低差を考えてクラブを提案する「バーチャルキャディ」も持つ[4]。グリーンの傾斜を読む機能は、Garmin Golfの有料サブスクリプションが前提だ[4]。

発表会の実機は、参加者のXの投稿でも確認できる。

緑の帽子と白いポロシャツのゴルファーを後ろから写した写真。ドライバーを振り抜いた姿勢で、左手首に黒いスマートウォッチを着けている
スイング中も手首に着けたまま使う(画像:ファーウェイ・ジャパン公式サイトより)

どれを選ぶ?目的別の選び方

選ぶ基準は「高低差補正が必要か」と「スイングの記録まで欲しいか」の2つだ。

目的・条件おすすめ理由
高低差補正つきの1台を、比べた4機種でいちばん安く買いたいGT 7 Pro高低差補正距離に対応し、54,780円[1]
国内のコースで距離が分かれば十分GT 7国内のコースのみの対応で、41,580円から[2]
高低差補正に加えて、ピン位置も自動で反映したいHONMA×HUAWEI GT 6 Pro NEW当日のピン位置を自動で反映(国内700コース以上)[1]。高低差補正も従来モデルから引き継ぐ[6]
スイングのテンポや手首の動きまで記録したいApproach S72スイング指標と心拍の記録はS72の機能[4]
ふだん使いの時計としても長く着けたいGT 7 Pro通常使用で最大約21日のバッテリー[1][2]

筆者の見立てでは、GT 7 Proがいちばん合うのは、すでにスマートフォンのアプリや安い距離計を使っていて、打ち上げ・打ち下ろしで番手を迷うことが多い人だ。ガーミンほどのゴルフ専用機能はいらないが、ふだんの時計としても使える1本が欲しい人に向く。

まとめ:高低差補正つきでいちばん安い1台

HUAWEI WATCH GT 7 Proは、高低差補正距離、ピン位置の手動調整、グリーンビューの自動回転、直前のショット飛距離の表示を新たに備えたスマートウォッチで、10月29日発売、市場想定価格は54,780円だ[1]。高低差補正はHONMAコラボモデルが先に持っていた機能で、比べた4機種の中では、GT 7 Proが高低差補正つきでいちばん安い[1][5][6]。下位のGT 7は国内コースのみの対応で、これらの新機能を持たない[2]。

高低差補正を安く手に入れたい人はGT 7 Pro、7,700円足してピン位置の自動反映も欲しいならHONMAコラボのGT 6 Pro NEW、スイングの記録まで求めるならガーミンのApproach S72が候補になる[1][4][6]。

GT 7 Proは、家電量販店、アルペン、Amazon.co.jp、ファーウェイ公式ストアと、公式の楽天市場店・Yahoo!店などで販売される[7]。HONMAコラボのGT 6 Pro NEWは、HONMAの直営店と公式オンラインショップでも扱う[6]。

よくある質問(FAQ)

Q1. GT 7 ProとGT 7のゴルフ機能の違いは?
A. GT 7は国内のゴルフ場のみに対応し、GT 7 Proにある高低差補正、ショット飛距離の記録、グリーンの自動回転、カップ位置の変更には対応しません[2]。

Q2. 国内のゴルフ場にはどのくらい対応していますか?
A. GT 7 Proのコースマップは、国内の99%以上のゴルフ場に対応するとされています[1]。対応コースはHUAWEI Healthアプリで確認できます[3]。

Q3. HONMAコラボモデルは何が違いますか?
A. HONMA×HUAWEI WATCH GT 6 Pro NEWは、国内700以上のコースで当日のピン位置を自動で取得してコースマップに反映する「LivePin」を搭載し、市場想定価格は62,480円です[1]。高低差補正や一打前のショット飛距離の表示は、従来のHONMAモデルから引き継いでいます[5][6]。

出典

[1] 高低差補正などゴルフ機能がさらに進化 ファーウェイのスマートウォッチ「GT 7 Pro」10月29日発売|ゴルフのニュース
[2] ファーウェイ、「WATCH GT 7 Pro」など新スマートウォッチ eSIM対応モデルも|Impress Watch
[3] HUAWEI WATCH GT 7 Pro|ファーウェイ・ジャパン公式サイト
[4] 「S70」から3年… ガーミンの最上位GPSウォッチ「Approach S72」が10月22日発売 価格は12万8000円|ゴルフのニュース
[5] HUAWEI WATCH GT6シリーズ FAQ|ファーウェイ・ジャパン公式サイト
[6] HONMA×HUAWEI WATCH GT 6 Pro NEW発売|スマートウォッチライフ
[7] HUAWEI WATCH GT 7 Pro発売|スマートウォッチライフ
[8] 【ゴルフルールクイズ】競技中に距離計測器で「高低差」を計測してもいい?|みんなのゴルフダイジェスト

本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます