ブリヂストン 258CBP アイアン レビュー|軟鉄複合鍛造の打感と飛距離、誰に合うか

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ブリヂストンの「258CBP アイアン」は、メーカーが「飛びの軟鉄複合鍛造アイアン」と位置づけるモデルです。軟鉄(S20C)の鍛造ボディに、高強度のクロムモリブデン鋼フェースを組み合わせ、軟鉄らしい打感と飛距離の両立を狙っています。6本セット(#5〜9、PW)の価格は145,200円(税込)です [1]。

結論を先に言えば、258CBPは、軟鉄鍛造の打感は手放したくないが、ツアー向けのマッスルバックやハーフキャビティでは飛距離とやさしさが足りない、という人に向いたアイアンです。

258CBPの構造と技術

ブリヂストン 258CBP アイアン
ブリヂストン 258CBP アイアン(画像:GDO)

公式サイトが挙げている技術は次の3つです [1]。

技術内容
Soft&Speedフェース(#5〜7)高強度材SAE8655クロムモリブデン鋼を採用。外周部を薄くした部分肉厚フェースで反発性能を高め、打点の裏側に2.7mmの厚肉部を設けて軟らかい打感を狙う
360°ポケットキャビティ全周にアンダーカットを入れたキャビティ構造。芯を外しても飛ばしやすい
ツアーコンタクトソールラウンドとカットを組み合わせたワイドソール。低深重心で球が上がりやすい

ヘッドの素材と製法は、ボディが軟鉄(S20C)の鍛造、フェースがSAE8655クロムモリブデン鋼です。フェースの加工は、#5〜7がプレス加工とCNC加工、#8〜PWがプレス加工です [1]。

ロングアイアン側(#5〜7)だけに反発性能の高いフェース加工を施し、ショートアイアン側は打感と距離の打ち分けを優先する、という番手ごとの作り分けがこのモデルの特徴です。

スペック

番手56789PW
ロフト角(度)23.526.53034.53944
ライ角(度)6161.56262.56363.5

7番のロフトは30度で、ストロングロフト寄りの設定です [1]。

標準シャフトは2種類です [1]。

シャフト種類重さ(S)調子
N.S.PRO MODUS3 TOUR105 DUAL FLOWスチール(当社オリジナル)104g元
Diamana iB65カーボン(当社オリジナル)61g中

特注でN.S.PRO 950GH neo、Dynamic Gold 95も選べます [1]。

ブリヂストンのアイアンの中での位置づけ

公式サイトの性能比較では、258CBPは飛距離性能と寛容性が中上位、操作性が高めの位置にあります [1]。

モデル公式の位置づけ
B-FORGED 100CB打感にこだわるツアーアイアン
B-FORGED 200CB+キレと寛容性のバランスをとったツアーアイアン
258CBP打感と操作性にもこだわった飛びの軟鉄複合鍛造アイアン
BX2HT高初速・高弾道・ソフトな打感でやさしく飛ばせるアイアン
245MAXカーボンを使ったやさしさ重視のアイアン

公式の性能比較(6段階)で比べると、258CBPはB-FORGED 100CB・200CB+より飛距離が1段上で、操作性が1段下です。寛容性は100CBより1段上で、200CB+とは同じ評価です。BX2HT・245MAXと比べると、操作性が1〜2段上で、飛距離と寛容性は1〜2段下です [1]。

購入処方マトリクス

条件判定理由
軟鉄鍛造の打感が好きで、飛距離も欲しい◎軟鉄ボディと反発性能の高いフェースの組み合わせが狙いそのもの
B-FORGED 100CBを使っていて、ロングアイアンの飛距離が足りない○公式の比較で飛距離と寛容性が100CBより1段上。#5〜7は反発性能を高めたフェース
操作性を最優先する競技志向△B-FORGED 100CB/200CB+の方が向く
とにかくやさしさを最優先△BX2HTや245MAXの方が向く

試打会やクラブレンタルも公式サイトから申し込めるので、購入前に一度打っておくと安心です。


2026年10月29日追記:本記事の初版で、258CBPの技術として他社の技術名を記載していました。公式情報に基づいて、タイトルと本文の技術の説明、スペックを修正しました。

2026年10月31日追記:ブリヂストンのアイアンの中での位置づけの説明が、公式の性能比較の評価と合っていなかったため修正しました。

出典:[1] ブリヂストンゴルフ公式「258CBP アイアン」 https://jp.golf.bridgestone/bs-products/bsg/b_series/iron/258cbp