【製品予測】ガーミンの指輪・CIRQA Pro・筋酸素センサーはいつ出るか — 時計以外の新製品3つの発売順を予測

ガーミンの次の新製品は時計ではない? 3つの予測を先にまとめる

結論から書きます。ガーミンの次の新製品は、手首の時計ではなく「指・腕・筋肉」に付けるものになりそうです。出る順番は、①指輪(CIRQA Smart Ring)→②画面なしバンドの上位版(CIRQA Smart Band Pro)→③筋肉に付ける筋酸素センサー、と予測しています。

製品いま見えている証拠時期の予測確度
CIRQA Smart Ring製品名入りの認証(インドネシア)。ブラジル10型番・中国4件は媒体が同じ製品と推測[1][2]2026年10月〜11月初旬、またはCES(2027年1月)中〜高
CIRQA Smart Band Pro公式アプリのコードに名前と2ボタン[3][4]年末商戦前か2027年1月中
筋酸素センサーMoxy買収、関連する商標出願[5][6][13]時期の手がかりなし低

これは予測であり、確定情報ではありません。 ガーミンは3つのどれも発表しておらず、時期・価格も公表していません。以下は認証やアプリのコード、買収といった公開情報から読んだものです。

9月のガーミンは、新しいウェアラブル本体を1つも発表しませんでした。その代わりに、時計以外の新製品の手がかりが3つ同時に出てきました。

8月号・CIRQAは買いか

CIRQA(サーカ)は、ガーミンが2026年7月に発表した同社初のバンド型ヘルストラッカーだ。時計でいう文字盤にあたる画面がなく、操作は側面のボタン1つ、本体は布バンドに収まる約15gのセンサーだけ。測ったデータはスマートフォンのGarm[…]

指輪はどこまで進んでいるのか — 製品名入りの認証はインドネシア

3つの中で最も発売に近いのは指輪です。製品名に指輪と明記された認証が、インドネシアで見つかっています。

最初はインドネシアです。2026年8月12日付で認証番号125338/DJID/2026、製品名「CIRQA SMART RING」、区分「Fitness Product」として登録され、申請者はガーミンの現地法人でした[1]。このほか、ブラジルの認証機関ANATELに出た型番A05124〜I05124とAA5124の10件と、9月1日の中国の認証4件も、媒体は同じ指輪のものと見ています[2]。ただしこちらは製品名が明記されておらず、インドネシアの認証の隣に同じ型番の別のガーミン製品が並んでいたことが根拠です。出典自身も、型番と指輪の結びつきは推測だと断っています[2]。

製品名が指輪と明記された認証はインドネシアの1件。ブラジルの10型番と中国の4件は媒体の推測

ブラジルの10件が指輪のものなら、10という数はサイズ展開と考えると自然です。参考までにOura Ring 5は8サイズ、Ring 4は12サイズでした[2]。認証は発売前の手続きです。媒体は10月〜11月初旬、遅ければCES(2027年1月)を見込んでいます[2]。

9月号・fenix

fenix 9で本当に変わったのは何か 8月25日に発表されたfenix 9とfenix 9 Proは、確かに大きな更新でした。ただし伸びたのは演算・表示・通信であって、健康計測の指標は増えていません。 心拍センサーはfenix 8と同じ[…]

CIRQA Proは何が変わりそうか — ボタン2つと音声の読み上げ

2つ目は、7月に出た画面なしバンドCIRQAの上位版です。ガーミン公式アプリ(Connect 5.28.1/5.29)のコードに「CIRQA Smart Band Pro」の名前が見つかりました[4]。

コードから分かるのは、ボタンが1つから2つに増え、音声の読み上げに関わる操作が加わることです。1つは運動の開始・停止、もう1つは音量や読み上げ、長押しで緊急時の支援に使う、とされています[3]。the5krunnerはここからスピーカーを載せると見ていますが、コードを解析したGadgets & Wearablesは、スピーカーのハードの詳細は分からないとしています[3][4]。センサーについては、上位の時計と同じ心拍センサー(Elevate Gen 5)が有力だとthe5krunnerは推測しています[3]。

現行のCIRQA Smart Band。画面のないバンド型で4色
現行のCIRQA Smart Band(画像:Garmin公式ニュースルームより)

現行CIRQAは米国で199.99ドル[7]、国内では8月6日に3万2,800円で発売されています[12]。

これに対しProの価格を、媒体は249〜299ドルと推測しています[3]。

CIRQA Proの推測価格249〜299ドルは、現行の199.99ドルより50〜100ドル高い

時期は「クリスマス前、または1月」とthe5krunnerは予想しています[3]。ただしアプリのコードは開発中の製品を示すだけで、必ず発売される保証はありません[4]。

7月号・下半期の製品予測

本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。 2026年9月26日更新:Fenix 9/Fenix 9 Proの正式発表(米国8月25日、国内は9月10日発売)を受けて、7月時点の予測との答え合わせの節を冒頭に加え、価格・業績見通し・買[…]

筋酸素センサーは時計の機能か、別の機器か

3つ目が、9月下旬に報じられた筋酸素センサー会社Moxy Monitorの買収です。ガーミンの声明は「Moxy Monitorの買収を確認するが、現時点でそれ以上のコメントはない」だけで、金額も公表されていません[5][6]。

ガーミンは2026年2月19日に、筋肉の酸素飽和度(SmO2)を使う指標「Muscle Battery」の商標を米国特許商標庁に出願しています[13]。

the5krunnerは、SmO2はセンサーの真下の筋肉だけを測る値なので、手首で測っても意味のある数値になりにくいと説明しています。そのため同サイトは、ストラップで脚などに付ける別売りのセンサーになると見ています[5]。

一方で、商標の指定商品には「ウェアラブルのフィットネストラッカー、スマートウォッチ、健康モニタリング機器に組み込まれるアルゴリズム機能」とあり、スマートウォッチも含まれます[13]。測るのは別売りのセンサーでも、指標の表示や計算は時計側で行う、という形も考えられます。

発売に近い順は指輪、CIRQA Pro、筋酸素センサー。指輪は認証、Proはアプリのコード、筋酸素は商標と買収の段階

発売までの段階で並べると、指輪は「認証」、CIRQA Proは「アプリのコード」、筋酸素センサーは「商標と買収」の段階にいます。発売に近い順に、指輪→CIRQA Pro→筋酸素センサー、と本稿では予測します。

画面なしの市場はどれくらい熱いのか

ガーミンがここに力を入れる背景には、市場の変化があります。調査会社Omdiaによると、2026年第2四半期の手首装着型の出荷は前年比2%減でしたが、スマートウォッチは6%増え、画面なしトラッカーはベーシックバンド出荷の15%を超えました[11]。同社は、消費者が「画面なしで24時間着けられるもの」か「多機能なスポーツウォッチ」に二極化していると説明しています[11]。

隣の市場の評価も高い水準です。指輪のOuraは上場時の評価額を最大156.2億ドルとし、6月末までの9か月の売上は約74%増の12.1億ドル、12か月で360万個を売りました[8]。ただし上場は9月30日、市場の変動を理由に延期されています[9]。

画面なし・指輪の専業でも評価額は100億ドル超

Appleも画面なしバンドを試作していると報じられていますが、出荷は早くても2028年とされます[10]。ガーミンには、Appleより先にこの市場で場所を取れる時間があると考えます。

いま買うか、待つか

生活者の目線で整理します。

  • 指輪が欲しい人: 年内に出る可能性がある段階です。Ouraなど他社の指輪を急いで買う理由がないなら、1〜3か月様子を見る価値はあります。
  • CIRQAを検討中の人: 現行CIRQAで足りるかは「ボタン1つで音声なし」を許せるかで決まります。運動中に数値を聞きたい人はProを待つ手がありますが、出る保証はありません。
  • 筋酸素を測りたい人: 時期の手がかりがないので、待つ期限を決められません。今必要なら、現行のMoxyなどを使うのが現実的です。

現行CIRQAを選ぶ場合の購入先は次のとおりです。

なお、時計の買い替えを考えている人にとっては、今回の3製品は「時計に追加して使う」ものです。時計の購入時期を遅らせる理由にはなりにくいでしょう。

この記事の要点

  • 9月のガーミンは新しい時計を発表せず、指輪・CIRQA Pro・筋酸素センサーの手がかりが出てきました
  • 指輪は製品名入りの認証がインドネシアで出ています。媒体は10月〜11月初旬かCES(2027年1月)を見込みます
  • CIRQA Proはアプリのコードの段階。コードからはボタン2つと音声の読み上げが分かります
  • 筋酸素センサーは買収と商標の段階です。媒体は別売りのセンサーと見ていますが、商標の範囲にはスマートウォッチも含まれます
  • いずれもガーミンは発表しておらず、時期・価格は予測です

参考・出典

よくある質問(FAQ)

ガーミンの指輪は日本でも発売されますか?

ガーミンは指輪を発表しておらず、国内の発売予定も公表していません。製品名入りで確認できた認証はインドネシアのもので(ブラジル・中国は媒体が関連を推測している型番)、日本の認証については確認していません。

CIRQA Proを待つべきですか、現行CIRQAを買うべきですか?

運動中に数値を音声で聞きたいかどうかが分かれ目です。Proはアプリのコードで見つかった段階で、発売の保証はありません。睡眠や回復の記録が主目的なら、現行CIRQAで足りる可能性が高いです。

筋酸素センサーはガーミンの時計に内蔵されますか?

媒体の予想では、内蔵ではなく脚などに付ける別売りのセンサーになる可能性が高いとされています。筋酸素は測る筋肉の真上で計測する必要があるためです。一方で、ガーミンの商標の指定商品にはスマートウォッチも含まれており、指標の表示は時計で行う形も考えられます。ガーミンは製品を発表していません。